津崎 平匡さんが３５歳まで未経験だった理由も海野つなみさんの
水星から窺うことが出来ます。
津崎 平匡さんのマイルールを徹底するキャラクターは、海野つなみさんの
水星である乙女座１３度の要素が多分に反映されています。
この水星を津崎 平匡さんとして考えてみた時に、水星は海野つなみさんの
バースチャートの中でアスペクトがありません。
生まれ時間によっては、月とアスペクトを形成する可能性はあります。
ただ津崎 平匡さんの設定から海野つなみさんの水星を考えると、
水星のアスペクトの無い可能性は大きいです。
水星にアスペクトがないと知性の働きは邪魔されずに純粋なものになります。
物事を考える時に、余計な要素を入れないのです。
だからこそ優秀ですし、冷たい雰囲気を生みます。
イチロー選手も水星のアスペクトがなかったはずです。
会見とかでもクールな印象を感じる人は多いのではないでしょうか。
しかし気持ちと関係なく知性を行使出来るという意味ではとても優秀です。
そして気持ちが関係なく使える知性は劣化しません。
気持ちは盛り上がっても、いずれトーンダウンします。
感動も褪せていきます。
それは自然なことですが、それが起こらないのがアスペクトがない
ということです。
イチロー選手が５０歳まで現役をやりたいと言うのは、恐らく
トレーニング方法と自分自身の資質を純粋に考慮した帰結として
５０歳までプレー出来るという論理的なものだと思います。
津崎 平匡さんが女性を知らなくても人として問題ないと思えたのは、
純粋な知性で考えれば、ノーアスペクトの水星の気持ちが絡まない
知性で考えればそれが正しい結論に思えたのだと思います。
その思考を土台にしてルールを決めたのが、独身のプロという
自己への認識だったのでしょう。
そして、その水星はマイルールを順守させる乙女座１３度です。
イチロー選手が何歳まで現役を続行するかは別として、本人が
導き出した数字は５０歳です。
野球はどこかのチームから求められなければプレー出来ません。
しかし独身のプロを貫くことは、本人がルールを守れば可能です。
アスペクトのない水星は劣化しないのです。
それこそが３５年も貫けた理由ではないでしょうか。
途中での変更がなかったのです。
そして、海野つなみさんの天王星は天秤座です。
これは、ベタベタした関係を好みません。
作品的にも余計に津崎 平匡さんのキャラクターに拍車が
かかったのかも知れません。