蠍座21度を考える

蠍座は、その力の完成形に向かう前にその人にとって

異常とも言える何かに遭遇し、それに、そこに

根付くことで大化けするのです。

元々の自分が驚いたものと同一化することで、

その価値の一部なり、本来、対象と同化するはずの

水のサインなのに非常に頑なな性質に変化します。

同化する性質を失ったというよりも、他者に対して

自分に同化するように求めるようになるのです。

蠍座は固定サインなので、そのような姿勢が

徹底されますから、いかなる犠牲が想定されても

柔軟に対応することは出来ません。

この強力な蠍座21度の作用は、集団に対する

何らかの改革として働きます。

ある視点を獲得したことによる改革なので、

万人受けするものでもありませんし、

何らかの大義名分があるわけではありませんが、

一つの役割として集団に投入されるべきものなのです。

太陽サインに蠍座21度を持つ人には、

木村拓哉さん、倖田來未さん、棚橋弘至さん、

松嶋初音さん、等々いらっしゃいますが、

太陽サインを支える他の要素も絡むので

集団に投じる内容は人それぞれです。

蠍座21度は、蠍座として強力な個性を発揮する

以前と以後では、別人のようになります。

木村拓哉さんにしても、最初から芸能人としての

木村拓哉さんだったというよりも

活動のどこかの時点で力を得たのです。

その変化を木村拓哉さん自身が変更することは出来ません。

蠍座は何かと結合することで意思を形成するので、

その対象次第で集団に働きかける内容は

異なっていきます。

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