ハウス別、冥王星を追い風にする立ち方、その3

sponsored link

根本的な変化を促す冥王星から身を守るために

ある一つのことに執着する人もいますが、

それをきちんと磨き上げれば、それは立派な

エネルギーを生む装置になり得ます。

本当に執着している間は、苦しくて解放されたい

かも知れませんが、そこに自分の金星の要素を

乗せていったりと工夫を出来るのが

人の凄いところです。

さて、残りの第10ハウスから第12ハウスですが、

全て完成したゾーンなので、きちんと表現する

努力を怠ると傲慢、若しくはトラブル、被害者に

なるのが共通点です。

第10ハウスは、まだ現実的ですが、第11ハウス

第12ハウスは、存在自体が微妙なところが

ありますから、本当に扱う人次第です。

第10ハウスに冥王星がある人は、

高すぎるプライドと適切な実行力の調和を

取ることが高次の力となり得ます。

第10ハウスに冥王星があると、自分の実力や

段階を無視して、本気でトップを狙っているのです。

ただ、本人も客観的な自分の実力が分からない

わけではないので、そのギャップをどのように

埋めるかが、第10ハウスの冥王星を生かせるか

どうかの鍵になります。

どうしても、現実的なことと絡む冥王星なので、

誰よりも努力が必要です。

実力が伴わないことの弊害がストレスになり、

人格までも歪める場合が多々あるので、

何か一つでも極めていくことが助けになります。

sponsored link

第11ハウスに冥王星がある人は、

どうしても組織を通して冥王星の力を

発揮することになります。

第10ハウスの冥王星は、個人の問題でしたが、

第11ハウスは、自分が頑張れば済むことではなく、

集団の中での自分を自覚することが

高次の力となり得ます。

第11ハウスに冥王星を持っているということは、

何かしら明確なビジョンがあるので、

その内容についても自分が属する集団についても

自覚的であることがとても大切です。

無意識の状態で自分のビジョンに振り回されると、

思いもよらない危険に遭遇することが

多くなります。

第12ハウスに冥王星がある人は、

分かるという感覚をどのように伝えるか、

言語化するかが高次の力となり得ます。

第12ハウスの冥王星に、そのまま自分を

預け渡してしまうと、個人としての中身を

全部抜きとってしまうことになります。

良い方向に生かされれば、公共性と言えなくも

ないですが、強力な自我に価値があるとされる

現代では、人身御供的に扱われたり、

無意識に集団、地域社会の負のオーラを

吸い取り具現化する格好で、メッセージを

出すことになるので、自分を空にしつつも

それを客観的に見ている自分を養わなければ

なりません。

第1ハウスから第6ハウスの冥王星はこちらです。

第7ハウスから第9ハウスの冥王星は、こちらです。

sponsored link
コメントの入力は終了しました。
error: Content is protected !!