インターセプトされた第5ハウスの月

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月は身体や精神を繋げる大切な働きを抱えていて、

ここが上手く働かないといたたまれない気持ちに

なってしまいますし、場合によっては、本当に

病んでしまいます。

ですから、月を生かすことは、幸福であるための

第1ステップです。

月から太陽までの自己形成の一連の流れの最初で

躓くと、能力があっても発揮することが

難しくなってしまいます。

難しさの種類も色々ですが、難しい月の一つに

インターセプトされたサインの中にある

月があります。

ある女性の月は、第5ハウスにあって、一見

楽しそうな月なのですが、蠍座の月が

天秤座と射手座に挟まれてしまっているのです。

本来、蠍座の月は、親密な相手と人格を

溶かし合うような距離感を好みますが、

前後を風と火のサインで隠すことによって、

密室化したような状態でないと楽しめない月に

なってしまっているのです。

それでも蠍座の月なので、相互依存したい気持ちが

ありますから、自ら風と火をくぐり抜けて

いかなくてはなりません。

どういうことかと言うと、密着感を感じるために

親しい人に対して一方的に奉仕的になるのです。

そこには二重の無理があります。

自分の枠から出ていく無理と、それでも相手との

距離を消したいという心理的な無理です。

このような形は、様々なストレスを抱えることに

なります。

このようなキャラクターを抱えるタイプの人は、

どこかに、そのようなストレスを

ぶちまける要素がある場合が多いので、

そこまで含めて親切の評価を考えないと、

トラブルに発展する可能性が高くなります。

現実的には、そこまでは分かりませんので、

占星術的なアドバイスと言ったところに

なるかも知れません。

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