月と冥王星の合の恐怖を克服する方法

現実的には月を中心に生きることは不可能です。

月の天体の格は、どうしても他の天体に

追随するような位置づけになっているからです。

月は生まれつきのレシーバーですから、

冥王星の影響を含んだ月になるのです。

他にも月とアスペクトがあっても、冥王星の

存在感が覆いかぶさってきます。

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この関係性には大切な意味があって、月は

ホロスコープ内の位置付けを現実に反映した時に

冥王星を何かに誰かに見出すことになるのです。

それは、事件性のある出来事から生まれる

トラウマかも知れません。

幼児期に冥王星的な支配を受けたのかも知れません。

何かが誰かが、実際に冥王星的な色彩を月に

与えるのです。

これが月と冥王星のコンジャンクションを

持っている人が、漠然とした不安を感じる理由です。

それは辛いことなので、感情を鈍麻させます。

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何よりも、怖がったり、無視したままで

いつまでも月に重心を置いていると、冥王星を

現実化した存在が何度でも現れてきます。

このことが月と冥王星のコンジャンクションの

厄介な本当の理由です。

これを克服するには、自分自身が冥王星に

なるしかありません。

自分自身が冥王星の立ち位置に付くのです。

占星術的一般論としての冥王星ではなく、

自分のバースチャートにおける冥王星です。

それには、自分の心象風景に潜む冥王星を

可能な限り言語化する必要があります。

化け物の正体を暴くのです。

理解し名付け、飼い慣らして、自らを自分の

冥王星の視点に立たせるのです。

そこから始まる活動は、ある種の必然性を

担うものです。

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