12ハウス別、魚座が教えてくれる新しい可能性

新しい可能性は、エッセンス段階の魚座の中に

豊富に含まれています。

魚座のあるハウスは性質の違いに拘らずに、

異質なものが詰まっています。

実際性や実現可能性に関しては、次の段階で

考えれば良く、魚座の持つ可能性を、

イメージや思考のレベルで検討してみることに

価値があります。

自分の中から、精神性や豊かなイメージが

押し出されて肉体だけになると、自分の体

そのものが鬱陶しく感じられたり、食欲を

中心にした飲食の快楽に自己拡大を依存

し易くなり肥満や病気に繋がります。

適度に新しさを補充することは、健全な精神に

とってとても有意義です。

魚座は、整理整頓されていないおもちゃ箱

みたいなものですから、覗き込むだけでも

精神的な補充、拡大になります。

第1ハウスが魚座の場合

直感で広がったイメージを大切にして下さい

現実的ではなくても、この段階では可能性の

受胎です。

受け取ったイメージを想像している間だけでも

空っぽではないはずです。

持って生まれた慎重さを大切にしていれば

いつか自分にぴったりのものが、新しい可能性

として育ち始めます。

第2ハウスが魚座の場合

普通の生活に必要のない物が欲しくなる可能性が

高くなりますが、これを否定したらいけません。

物を通して新しい可能性を開きますから、

欲しい気持ちを受け入れた上で、財布と応相談です。

欲しいものには、魚座的なセンスであっても

具体的な物を手に入れたい時点で、相応の

実際性が働きますから即断せずに前向きに

検討することで新しい可能性が育ちます。

思いつくまま実際に購入すると浪費に繋がり易い

傾向があります。

第3ハウスが魚座の場合

魚座らしく理屈に捉われない関心を持つことで

新しい可能性が受胎します。

魚座は、社会性に捉われませんから突拍子も無い

好奇心になってしまいますが、思っただけでも

十分に新しい可能性が感じられますし、

気持ちと体に閉じ込められているような状態から

すれば、第3ハウスの魚座が抱く関心は、

砂漠で喉を潤す水のようなものかも知れません。

第4ハウスが魚座の場合

第4ハウスは、睡眠や先祖との接点として

生きていながら死と繋がる場所です。

睡眠は、限りなく活動が減少した小さな死

とも言えます。

第4ハウスが表す住環境自体に含まれる

このような性質と魚座のスピリチュアルな

性質は、親和性が高く夢から新しいイメージを

得たりぼんやりとしている時に浮かぶ妄想に

新しい可能性のヒントがあります。

妄想は、そのままでも心の養分になるので

この段階で実際性にこだわる必要はありません。

第5ハウスが魚座の場合

魚座らしい社会の枠に捉われないイメージを

第5ハウスらしく自己満足で良いので、

趣味等を通して追及することで新しい可能性を

生み出すことが出来ます。

かなり自由度が高い実験的な趣味になる場合も

あるので、着想段階での分別が必要になる

かも知れませんが、新しい自分を発見し、

それを現実にどのように産み出すかは、

別問題として考えた方が良いです。

第6ハウスが魚座の場合

第6ハウスは、仕事や訓練のハウスですが、

そんな真面目な場所に何でもありの社会性の無い

魚座のサインがくると、自由なスタイルで

働くと新しい可能性を見出せるかも知れません。

魚座が教えてくれる可能性は、水瓶座以上に

自由さが必要です。




第7ハウスが魚座の場合

魚座の既成概念に捉われない価値観が、

思いもよらない価値観の知り合いを作りますが

そのような人を通して、自分の新しい可能性に

気が付くことが多くなります。

第8ハウスが魚座の場合

魚座は、牡羊座から始まる最終サインですから

誰かからか、精神的なエッセンスを

受け取ることで、自分の新しい可能性を

見出す機会が作られます。

魚座は、心の底では、孤高のサインであることに

気が付いているので、もたらされる価値観に

対して強い期待感を抱きますが、現実的な

側面と精神的な部分の影響は切り分けて

考えないと状況が混乱してしまいますから

第8ハウスの魚座で完結せずに、ここで

感じたものを次にバトンタッチしましょう。

第9ハウスが魚座の場合

ただでさえ抽象的な魚座が第9ハウスと

絡むことで更に現実味はなくなりますが、

気持ちと体に捉われ易い人間にとって

現実から離れたことに対する強い関心は、

気持ちと体に埋没する苦しみから、自分を

遠ざけてくれます。

実際性は、乏しいですが、表現方法次第では

無限に伸びていける可能性です。

第10ハウスが魚座の場合

社会的な役割が魚座的ということになるので、

基本的には自己犠牲的な役割を担うことで

新しい可能性が開けます。

あらゆる価値に対して先入観をもたずに

近付いたり、引き寄せる魚座ですが、

第10ハウスの魚座は実際性が高く

試行錯誤自体が次の可能性を作り出していきます。

しかし、ここでの実際性とはビジネス等ではなく

癒しや奉仕のような活動です。

第11ハウスが魚座の場合

社会的に認知された職業を持つ友人であっても

表に出せない部分を共有するような集まりと

関わりを持ち易く、そのような人たちから

混乱と新しい可能性がもたらされます。

可能性は、常に混沌とした中にあって、

そこから有用な部分だけを取り出して

洗練された内容にしていく作業が必要になります。

第12ハウスが魚座の場合

様々な影響を受け易い第12ハウス魚座ですが、

その影響を知覚するには、一人の時間が必要です。

疲れ過ぎていても、うるさくても駄目で、

静かな中にいながらも、ある種の集中力が

維持された状態でないと新しい可能性の

扉を開くことが出来ません。

自分の深い部分にアクセスするような形で

新しい可能性に気が付くタイプなのです。

第12ハウスの良い影響を取り出すには、

身の周りに植物を沢山置いたり、良い気が

漂う場所に都度都度移動出来ればかなり

楽に行えます。

得られるイメージが最も縛られないハウスです。

その全てを現実に用いる必要はありません。

その溜めの部分が豊かさを寄せます。

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