心に何の傷もないまま育つことが出来れば
本当に素晴らしいことですが、
傷付いても生きていかなくてはなりません。
痛み、場合によっては、憎悪を抱えたまま
何でもない振りをして笑っていても
隠された破壊的衝動は、自分自身を蝕んでいきます。
しかし幸福であろうとすればするほど、
それらは表に出せません。
しかも幸福であろうとする努力は、痛みを
癒すどころか、刺激します。
痛みが走る度に、幸福の薄皮が、１枚、また
１枚と剥がれていくのです。
隠された痛みに内面を食われ続けるしかないのか。
不毛さに終止符を打てないのか。
個性を失わずに根本的な救済はないのか。
癒し切れない痛みを抱えながら、
幸福であろうとする時の、葛藤についての
様々な表現はあるでしょうが、
その出口として、アートを提案したいと思います。
傷は、血が滲んでいるかも知れません。
放置されて膿んでいるかも知れません。
腐敗が進んでいる場合もあるでしょう。
しかし、少しずつ表現することを繰り返すことで
浄化されれば、傷口からバリエーション豊かな色彩が
流れ出すかも知れません。
傷口から不可思議なデザインがこぼれだす
かも知れません。
以前、芸術的資質を表す１３のポイントについて
書きました。
以下のような資質が一つでもあれば、自分で
創作してみるのも良いかも知れません。
実際に自分で作り出せば、手応えは
大きいでしょう。
他人の創作物に共感して、自分の痛みの輝きを
知るのも価値があるかも知れません。
１、手先の器用さを意味する金星と水星の
コンジャンクションがある場合。
２、ＭＣ付近に海王星がある場合。
３、ＭＣ牡牛座の場合。
４、アセンダント獅子座の場合。
５、アセンダントが牡牛座の場合。
６、芸術の金星に天王星がアスペクトを作ると
作品の構図のセンスが良くなります。
７、芸術に関する金星に海王星とアスペクトが
ある場合は、イメージ力がアップします。
８、芸術に関する金星に冥王星が関わると、
作品に奥深さが生まれます。
９、水星と海王星のコンジャンクション。
１０、木星と海王星のコンジャンクションも
芸術的素養があることを意味します。
１１、芸術に関する金星と牡牛座の火星の
アスペクトがある場合。
１２、第１２ハウスに太陽サインがある場合。
１３、土星が牡牛座の人も芸術系の大学に多いです。
ネイタルのホロスコープ以外