桂歌丸師匠

桂歌丸さんが亡くなられました。

ずっと亡くならないように思える人が

また一人亡くなられました。

安心して見られる笑いは、とても大切だと思います。

そういう笑いを担っていたお1人だと思うのです。

噺家としては、水星と海王星のコンジャンクションが

大きく関わっているかも知れません。

無意識との境目を得意とするこのアスペクトは、

怪談話にぴったりだったのでしょう。

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風のサインが全くないのに、変なふうに

重くならなかったのは、水星と天王星がトラインで

地のサインのアスペクトですが、天王星の

普遍的な性質が風通しの良い価値観を

作りあげていた可能性があります。

太陽サインと土星サインがインコンジャクトなので

自分を主張したい獅子座を納得いく形で

表現するには、かなりの訓練、努力を

された様子が窺えます。

獅子座と魚座のインコンジャクトは、

他人から愛されるための訓練になります。

土星期まで続くようなアスペクトですから、

人気が不動のものになるは、60歳近くまで

かかった実感があったかも知れません。

最後に触れなくてはならないのは、

金星と天王星のトラインです。

古典的な美しさという解釈も多いこのアスペクトが

落語に向くのは、ありかも知れませんが、

生まれ時間が分からない中で、敢えて

女装にも意味を持たせたいと思います。

恋愛のイメージに天王星の既成概念に捉われない

働きが加わります。

女装姿にも、女装上等という気分で

楽しんで取り組まれていたに違いありません。

ご冥福をお祈りいたします。

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