第6ハウスで考えるモラハラ

恋愛は、全人格的なものです。

恋愛と第6ハウスは、関係ないように思うかも

知れませんが、恋愛中であっても、自分の第6ハウスの

キャパを超えるような相手は、モラハラやDVに

繋がっていきます。

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第6ハウスに天体が多い人は、乙女座的であり

非常に外からの要求に対して、柔軟に

対応する能力が向上し易い資質があります。

しかし、この能力が行き過ぎると、個人を

支えている第1ハウスから第5ハウスまで

育ててきた世界と連絡が取れなくなります。

そうなると、何故自分にとって、それが

必要なのか分からなくなります。

個人が、現実的に能力を発揮する場面は

ハウスで考えます。

第6ハウスに天体が一つしかない場合でも

相手の評価や価値観を通して自分を作り過ぎると

第5ハウスを損なって、何故、好きになったのか

ということも分からなくなります。

自分全体のイメージを損なうほど、パートナーに

合わせると心の病になってしまいます。

以前、高橋ジョージさんと三船美佳さんの

離婚原因でモラハラという言葉が流行しましたが、

第6ハウスが過剰に働くと、パートナーの

要求とも言える第7ハウスの働きに対して、

モラハラを受けた状態になり易くなります。

第6ハウスの能力を超えたり、相性が悪いと

パートナーに合わせること自体、

合わせることを要求されること自体が

モラハラに感じられる状況を作り出すのです。

第6ハウスを起点にして起こるモラハラやDVに

客観的な事実の程度を考慮して考える

必要はありません。

相性の問題として、相手の要求を負担に

感じる時点で関係を見直すべきです。

これは、過労問題、イジメでも同じです。

個人の主観的な世界の境界を侵すのか

侵されるのかは、相対的な相性の問題です。

嫌だと感じた時点で距離を作る必要があります。

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モラハラやDVが深刻な形になるのは、

嫌悪感を意識出来るまでに時間がかかる場合や

閉ざされた人間関係等ありますが、

そのようにこじれている場合は、もう相性問題の

範疇を超えています。

第1ハウスから第5ハウスまで、

育ててきた主観的な世界が

壊れるように感じて防御しなければ、

心身のバランスを崩します。

どちらが正しいとか、間違っているとかの

問題ではありません。

何にでも適応することが、正しいように

評価されますが、自分の要求に対して、

無理矢理に適応させるのが

本当のモラハラです。

悪意がなくても無理な相性は、あります。

パートナーシップが出来ると、お互いに

要求する内容があります。

それに応えられない相手であれば、お互い無理を

せずに、自分に合った相手を見つけるべきです。

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