第4ハウスタイプの人の自分だけの第10ハウス

これは、主観的な第10ハウスの話です。

自分だけの第10ハウスは、当たり前の

第10ハウスとは違います。

決して代わりになるものではありません。

気持ちを社会的な達成に乗せていくための

個人的な感覚です。

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本来の第10ハウスは、アセンダントから始まる

資質の余計なものを省いて、きちんと地域社会

の部品として収まり切るように仕上げたものです。

役割を担うということは、そういうことです。

だからこそ、地位や権力が発生します。

第4ハウスタイプの主観的な第10ハウスは、

第1ハウスになります。

第4ハウスは、心理的な基盤を意味します。

小さければ家族であり、大きければ国家、

銀河系とそれぞれが必要とする基盤の

サイズは異なります。

このような場で、個は眠りに就きます。

第4ハウスの力を得る時に個は消失していくのです。

その代わりに、多大なエネルギーを与えられます。

日常生活の繰り返しは、個の消失と再生の

繰り返しですが、これを可能にするのが

第4ハウスが持つ無尽蔵とも感じられる

エネルギーです。

第4ハウスの象意を家庭と表すことがありますが、

それは個人単位で見た時であって、ある意味

世界中の家庭にエネルギーを供給するだけの

力があるハウスです。

これを受け取り易くすのか、受け取り難くするのか

様々な知恵の蓄積があります。

そのような膨大な知恵を12分の1にして

あっさりと進んでいく占星術は、凄いのか

乱暴なのかは、個人の掘り下げ方次第です。

例えば、風水等は、第4ハウスのコントロールだけで

あらゆる運を良くしようとしているという

言い方も出来ます。

このような第4ハウスがの主観的な第10ハウスが

第1ハウスにあることは、奇異に感じられるかも

知れませんが、個人が第4ハウスで、エネルギーを

補充する際に自我を消失したようになるのは、

家電を使うためにプラグをコンセントに

繋ぐように、エネルギーを得るために相応しい

自我に形状を変えているだけです。

自我が無くなっているのではありません。

第4ハウスを基盤にする第4ハウスタイプの人が

主観的な第10ハウスである第1ハウスで

自己実現をすれば、大地のようなエネルギーに

繋がりながら自我を保つという、まるで神話の

神々のような存在になり得ます。

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自我を保つと言っても、双子座のような

純粋な自我ではなく、牡羊座のような

自分を探し求めるような自我ですが、

大地の力を背景に持った人間が活動する時は

何かしら個人を超えてた英雄的菜な行為を

可能にします。

ただそこに善悪の観念はありません。

神話の神々が人間以上に人間臭いように

歴史的を振り返ると、崇高な所業がなされるとは

限らないのが実情です。

それでも取り付かれたような力を善意に

使うことが出来れば、現実を改善することに

大いに役立ちます。

ハウスのサイン、天体やアスペクト、

支配星の動きを考慮して自分だけの成功の

イメージを作ると、かなりモチベーションアップに

役立ちます。

頭で考えることと気持ちを一致させ易くなるのです。

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