第7ハウスタイプの人の主観的な第10ハウス

これは、主観的な第10ハウスの話です。

自分だけの第10ハウスは、当たり前の

第10ハウスとは違います。

決して代わりになるものではありません。

気持ちを社会的な達成に乗せていくための

個人的な感覚です。

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本来の第10ハウスは、アセンダントから始まる

資質の余計なものを省いて、きちんと地域社会

の部品として収まり切るように仕上げたものです。

役割を担うということは、そういうことです。

だからこそ、地位や権力が発生します。

第7ハウスタイプの主観的な第10ハウスは、

第4ハウスになります。

第7ハウスの主観的な第10ハウスの意味は

際7ハウスの意味する結婚相手の選択を通して

考えると分かり易いかも知れません。

第7ハウスが示す社会的な個性は、第1ハウスから

第5ハウスの主観的な思い込みではなく、

他人の評価が決めます。

その視線の中でも、嫌だからと言って

簡単に変えられないのが、生活を共にする

パートナーです。

第7ハウスの段階は、生活自体よりも

選択の方の意味合いですが、これはある意味

自分を映す鏡探しです。

自分にとって重要な人からの視線は、

その人を良かれ悪しかれ縛りますし、長期的には

洗脳するような状態になります。

このような構造があるので、相性は大切です。

新たな人格が形成されるほど影響を与え合う選択が

第7ハウスで行われます。

第7ハウスは、このような恐ろしく受身な部分と

他人の視線を取捨選択したり、自分の個性を

出し入れしながら、現実の社会の中で成立する

自分自身の個性を打ち立てていきます。

結婚生活は、お互いの欠点を気付かせ合う部分も

大切な要素です。

それは、職場の同僚や取引先も同じです。

現実の他人の視線と絡み合って形成される個性が

第7ハウスになります。

勤め先、結婚相手、身にまとうブランド、

自家用車の種類、住居地域、人脈等々

第1ハウスから第5ハウスまで育ててきた

主観的な自分自身に、ありとあらゆる要素が

上乗せされて、評価されるのです。

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これを最も現実的に行うのが山羊座です。

特に山羊座の月は、本能的に値踏みします。

このような意味で、第7ハウスで作られる

現実的な個性は、社会に打ち出される

と言った意味では、非常に重要ですが、

あくまでも社会的な面であり、しかも

ほんの一部の人間関係での視線が作り出すものです。

だから、どうのこうのということではなく

そのようなものであるという認識が大切です。

社会的に活躍するため専用のキャラクターを

作るという意気込みで能動的に取り組めば

非常に面白いハウスになります。

前置きが長くなりましたが、

第7ハウスの主観的な第10ハウスが

第4ハウスである意味は

この自分が作り出した対社会用のキャラクターが

気持ちの上で繋がれる仲間を育てていくような場に

到達することです。

近藤サトさんが、グレーヘアをオープンにすることで

相談される機会が増えたようなことを

言われていますが、第7ハウスに個性を

持ち込むことで、主観的な第10ハウスである

第4ハウスが機能しつつあるのかも知れません。

(近藤サトさんの例は、ハウスの流れの

一般論であって、近藤サトさんが

第7ハウスタイプという意味ではありません)

白髪をオープンにしようとするまでに

約20年の葛藤と東日本大震災が

あったわけですから、そのプロセスは、

非常に興味深いものがあります。

ハウスのサイン、天体やアスペクト、

支配星の動きを考慮して自分だけの成功の

イメージを作ると、かなりモチベーションアップに

役立ちます。

頭で考えることと気持ちを一致させ易くなるのです。

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