第9ハウスタイプの人の主観的な第10ハウス

これは、主観的な第10ハウスの話です。

自分だけの第10ハウスは、当たり前の

第10ハウスとは違います。

決して代わりになるものではありません。

気持ちを社会的な達成に乗せていくための

個人的な感覚です。

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本来の第10ハウスは、アセンダントから始まる

資質の余計なものを省いて、きちんと地域社会

の部品として収まり切るように仕上げたものです。

役割を担うということは、そういうことです。

だからこそ、地位や権力が発生します。

第9ハウスタイプの主観的な第10ハウスは、

第6ハウスになります。

第9ハウスは、第8ハウスで一体化した価値観から

自由になれる開放的なハウスです。

集団や組織を相対的な感覚で捉えることが可能な

場所は、その理解力や教養において深いものが

あることを意味します。

第9ハウスタイプの人が実際に、このハウスを

メインに生きる時に、上記のようなことを

いちいち意識することはありません。

自分自身に備わった自然なセンスという意味では

とても恵まれていますが、主観的な第10ハウスから

見れば、ここが出発点になります。

第9ハウスタイプの人の主観的な第10ハウスは、

第6ハウスですが、これは第6ハウスが意味する

調整能力を集団の価値を相対化出来るレベルで

発揮するということです。

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これは、非常に高度なことです。

本来、第6ハウスは、個人的資質の領域ですが

第9ハウスタイプの人は、他者、しかも何らかの

集団が個性を発揮出来るように調整するのです。

このような高度な主観的な第10ハウスを

現実に発揮する場合としてNGO等で活躍することも

あるかも知れません。

これは一つのイメージですが、集団の中でも

自分を見失わずに自分を再構築出来る

第9ハウスタイプの人は、貴重な人材になり得る

可能性があります。

第7ハウスタイプ以降の人は、自分だけの

努力の問題ではない側面があり、

第9ハウスタイプの人も例外でhありません。

上記のような過程で様々な葛藤を感じます。

特に、関わった集団に一度溶け込む過程の葛藤や

そこから個を取り戻す時の膨大なエネルギーの

必要性とその支払いの大変さは第9ハウスタイプの人

特有のものです。

ハウスのサイン、天体やアスペクト、

支配星の動きを考慮して自分だけの成功の

イメージを作ると、かなりモチベーションアップに

役立ちます。

頭で考えることと気持ちを一致させ易くなるのです。

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