第12ハウスタイプの人の主観的な第10ハウス

これは、主観的な第10ハウスの話です。

自分だけの第10ハウスは、当たり前の

第10ハウスとは違います。

決して代わりになるものではありません。

気持ちを社会的な達成に乗せていくための

個人的な感覚です。

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本来の第10ハウスは、アセンダントから始まる

資質の余計なものを省いて、きちんと地域社会

の部品として収まり切るように仕上げたものです。

役割を担うということは、そういうことです。

だからこそ、地位や権力が発生します。

第12ハウスタイプの主観的な第10ハウスは、

第9ハウスになります。

第12ハウスは、実際的には、「無」の場所です。

現実的なもの排除して、精神性として

感じられるものだけを残した結果

現実においては、「無」のような状態になります。

現実に影響がないという意味ににおいては、

「死の世界」に隣接した場所かも知れません。

ただ第12ハウスタイプの人も生きていますから

自分なりに把握した精神性に一時的にでも

形を与えれば、現実的な力や豊かさとして

引き出すことが出来ますが、

第12ハウスタイプの人は、現実に見える形で

そのようなものを保存する力は強くありません。

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第12ハウスタイプの人の主観的な第10ハウスは、

第9ハウスですが、それは、第12ハウスタイプの

人の把握している精神的な価値は、

思想のようなものとして保存することが

他者との一番有効な関わり方であることを

示していると思われます。

本人が第12ハウス的価値を体現しても

良いのかも知れませんが、その価値は

それほど広まらずに、結果的に人柱的なものに

なってしまうのではないでしょうか。

第12ハウスタイプの人が、把握した精神性は、

何かを加えることで、現実に役立てることが出来る

魔法の粉みたいなものですから、第9ハウスを

主観的な第10ハウスに位置付けることは、

第10ハウスタイプの人にとっても他者にとっても

一番良い形なのでしょう。

ハウスのサイン、天体やアスペクト、

支配星の動きを考慮して自分だけの成功の

イメージを作ると、かなりモチベーションアップに

役立ちます。

頭で考えることと気持ちを一致させ易くなるのです。

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