ある意識と無意識の接点(記憶の中のあの子)

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意識と無意識の接点である

水の世界の入り口の光景の一つです。

ここから続く先にバーバラという

嫉妬や憎悪を濾過する者が住んでいて

言葉の欠片を運ぶ無数のメダカたちが

泳いでいます。

ビジョンなので、詩のような形式に

なっています。

このような光景は、素早く書かないと

消えてしまうので、詩のような形が

向いていると思います。

この光景を見ているのは、「いもりたけとし」です。

これは、私のスピリチュアルな世界の入り口です。

自分自身のスピリチュアルな世界に繋がるには、

自分を失わずにイマジネーションを広げる

ことが必要です。

私はこの世界から答えを引き出します。

誰かの参考になれば幸いです。

№7、「あの子」の続きです。

№8、記憶の中のあの子

思い出せない光景を真っ直ぐに見つめる。

イモリの僕とメダカのあの子は畦道を駆けて

防風林に囲まれた屋敷の前に立ち止まる。

右手には青々とした稲の苗が整然と並ぶ角を曲がると

小さな祠があった。

その中には小さな石に彫られた道祖神が

祀られていた。

僕たちが手放すより仕方なかった記憶から

生まれた僕らだから、時折、記憶がもつれて

ケンカをした。

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何かが透けて見えるのに、正しく記憶の欠片を

調和させないと、それ以上前に進めなかった。

空間が広がらずに壁のように空気が立ち塞がって、

そこで行き止まりになる。

そんな時、僕らはいつまでも言葉を交換した。

どこかに無造作に放り込まれた欠片は、

棚や引き出しに整理されているわけでは

なかったから、必要なものを見つけ出すだけでも、

同じ場所をぐるぐると歩いたり、同じ会話を

重ねなければならなかった。

僕らはこの世界では限りなく不確かで、曖昧だった。

消えないでいるためにお互いを必要としていた。

泉を見付けて水の中の僕の命が動き始めたように、

あの子をこの世界で確かな存在にするために、

あの子の出入り口を僕自身も知る必要があった。

僕たちをより確かな存在にするために、僕の泉と

あの子の池を繋ぐ道を見出さなければならなかった。

メダカの池は山腹にあって、その中には

巨大な樹木の先端が水底に向かって

高く深くそびえ立っているらしい。

根は水面にあるのだろうか?

そうだとすれば、水面から樹の根を辿って

どこまでも青い水底に向かって伸びていく樹の先端を

知らなければならない。

僕はあの子の言葉の欠片だけを頼りに

池のある山を探す。

1匹の魚になってしまったあの子を見つけ出すまで

僕はこの不自然な自然を彷徨った。

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