第10ハウス冥王星と第4ハウス冥王星は、セット考えるべき家族問題

第10ハウスにある冥王星を扱うことの

難しさについて、記事を書きましたが、

第10ハウスの180度反対には、

第4ハウスがあり、そこに冥王星がある場合も

セットと考えると活路を見出し易くなります。

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第10ハウス冥王星は、仕事や社会的な運として

取り組もうとする人が多いかも知れませんが、

それは、スピリチュアルな世界からの

メッセージの読み方に書いたように、同じ問題が

繋がっているパイプのようなものの、どの部分を

切ったかで変わるものです。

切ると言っても、実際には横から切ることは

出来ないので、入り口からその深さにまで

潜って行ったり、上空へ飛んで行くような

ことになります。

第10ハウス冥王星を限りなく表層で捉えると

父親や父方に何かしらの問題があって

深く知れば知るほど、その家族の間で

内密にされている闇や事件があります。

これは、ほぼ100パーセントに近い確率です。

もしそのような闇がまだ無ければ、まさに

相談する当事者が闇を現象化させる可能性が

高くなるので、親や先祖に感謝すべきです。

自分自身が恐ろしいことをやる当事者になる

大変さを考えれば、感謝出来るはずです。

第4ハウスにある冥王星を表層的に捉えると

母親、母親の家系で何かしら闇を抱えていて

その影響により直接的、間接的に苦しめられている

ことがほとんどです。

本質的には、価値観によって第10ハウス冥王星と

第4ハウス冥王星の役割は、逆転する

場合もあります。

どちらにしろ、第10ハウス冥王星の人は、

第4ハウスに自分を生かす道を考えることが

出来ますし、第4ハウス冥王星の人は、

第10ハウスに自分を生かすヒントがあります。

赤い糸でも繰り返し書いていますが、このような

ホロスコープの見方は、方法論ではなく

どれくらいイマジネーションを働かせて

読むかで、取り出せる幸運の鍵は、変わってきます。

操作手順を守れば、自分に合った答えが出る

というものではありません。

命や人の心、存在そのものは操作出来ません。

そのようなアプローチ方法は、パワハラと同じです。

大坂なおみ選手のサーシャ・ベイジンコーチのように

イマジネーションを働かせて、自分自身の本質に

問いかけるように接近していかなければなりません。

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もし第4ハウスに冥王星があれば、月に

ハードアスペクトがある男性と縁が出来易い

傾向があります。

第10ハウスに冥王星があれば、女性を軽視

し易い傾向が見受けられることもあります。

第4ハウスであれば、問題の文脈が家庭を

元にしていて、第10ハウスにあれば、

仕事に関することで表れ易いだけで、その現象の

根っこには、父方、母方の家系に由来するものが

あるので、その根本は、愛情問題です。

直接的に扱うことは出来ませんが、180度反対から

アプローチすることで探れるものはあります。

一般論として言えることは、第10ハウスに

冥王星があれば、家庭や母親を見直して下さい。

ないがしろにしていませんか。

母方の身内と良い交流は出来ていますか?

第4ハウスに冥王星があれば、社会的な関わりを

見詰め直して下さい。

父親をないがしろにしていませんか?

父親の身内と良い交流を心がけていますか?

まとめると、第10ハウス冥王星の問題は、

父親、父方の家系に問題がありますが、

改善のアプローチのヒントは、母方です。

第4ハウス冥王星の問題は、母親、母方の家系に

問題があっても、改善のヒントは、父方です。

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