1979年4月10日正午で計算しています。
目に付くのは、太陽と冥王星のオポジション
(180度)です。
世の中で目だってしまう人や活躍する人等は、
天からの意思というか、その様にせざるを得ない
何かというものを抱えていることが多いものです。
月と太陽の組み合わせで、その人を考えるという
見方もありますが、それは地上側からと言うか、
体や感情をベースにその人を考える方向性で、
冥王星から太陽に何かが向けられるような、
逆の流れみたいなものもあるのです。
占星術的に人の感覚で推し量れるのは
土星までなので、太陽と冥王星のオポジション
(180度)は、天からの強制力みたいなものが
堂本剛さんに働くイメージです。
それは、個別に与えられた理想みたいなものなので、
本心から周囲に合わせるのは難しくなります。
動けば動くほど個性的にならざるを得ません。
KinKi Kidsの二人をパッと見で感じると、
堂本剛さんの方が個性的な印象を受けるのは、
こんなところにあるのかなと思ったりしましたが、
その個性について追いかけてみると
何だか大変そうです。
生まれ時間が分からないので、色々と
拾っていくのですが、まず、柔軟サインと
活動サインが多いと言うことです。
柔軟サインは、月の乙女座、水星の魚座、
金星の魚座、土星の乙女座、海王星の射手座で
5個です。
活動サインは、太陽の牡羊座、火星の牡羊座、
木星の蟹座、冥王星の天秤座で4個です。
固定サインは天王星蠍座の1個です。
天王星は、太陽系外なので、実質的には、
柔軟サインと活動サインで占められています。
活動サインは、動き出す力で、柔軟サインは、
自在に変化する様な力です。
堂本剛は、固定サインが天王星の蠍座一つなので、
動いて変化して、また変化した状態で動く感じで、
どういった面に現れるかは分かりませんが、
変動が激しくなります。
4元素に至っては、火が3、水4、
地が2、風が1です。
火は向上心を持って変化します。
水は、それだけでは定まらないので、必ず入れ物と
セットで考えます。
堂本剛さん自身に求めるなら、
地の存在の月や土星になります。
上手いことに、非常に不安定な要素が多いのに、
人生の柱となる様な月や土星が地のサインなのです。
ですから、普段は水(感情)は、大人しいけれども、
風は1つしかないので、火の影響で
水に変化が起きて、
その時点の堂本剛さんの月や土星の力を
超えてしまうと、激しい情感が溢れ出してしまい
制御出来なくなります。
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ここで太陽と冥王星のオポジション(180度)を
思い出すと、堂本剛さんのエモーショナルな部分に
チャージされる力は、冥王星からのものが
多いのではないかと想像されるのです。
向上心も理性の一種ですから、風サインが
少ない堂本剛さんは、何かしらの理想に向かって行く
過程の一つ一つの目標に対して、思うがままに
工夫したりする理性で溢れ出る情感を
コントロールしていると想像されます。
ただ知性や神経作用の働き方を示す水星も
水のサインの魚座ですので、物事を構造的に考える
よりもルールの無い自由な発想の方が得意になります。
魚座の水星らしく太陽と冥王星のオポジション(180度)
のアスペクトがもたらす過剰な情感を何かしら印象として
捉えて表現する方向性になり易いです。
堂本剛さん自身は、過剰な冥王星のパワーをこなすべく
水星のアスペクトが多く、強力に働いています。
ですから、情感が入れ物から決壊又は溢れ出すまでは
一見大人しいですが、実はその内面では激しく活動している
と読むことが出来ます。
活動サインの力が堂本剛さんの情感が作り出す世界を
駆け巡っているイメージです。
冥王星から何かしら異質な力をチャージされた堂本剛さん
の太陽は最終的には、乙女座の土星に形付けられるので、
ある段階まで堂本剛さん的には、いつも未完成な感じだった
冥王星から力の表現が土星期に向かいながら、又は何かを
表現することで毎回乙女座的土星の結末を迎えながら、
より繊細な表現になっていくのだと思います。
他者がどのように見るのかは分かりませんが、堂本剛さん
自身の感じ方としては子供の頃は大雑把に捉え表現して
きたもの(表現できずに苦しんだかも知れません)が、
どんどん緻密に正確になっていく感覚を持つと思うのです。