1980年11月26日正午で計算しています。
月と冥王星のアスペクトがとれそうなのです。
月は、正午の時点で蟹座25、32度です。
1980年11月26日の1日の中で動くとすれば、
前後6,5度ずつくらいです。
すると前にずれても蟹座の18,82度です。
後ろに6,5度ずれて獅子座の1,82度です。
冥王星は、天秤座の23,27度です。
大野智さんが、1980年11月26日の22時
30分までに誕生していた場合は、オーブ8度を
みますが、月と冥王星のアスペクトがスクエア
になります。
22時30分頃まで限定なので絶対のお話では
ありませんが、トータルにチャートを見ると
このアスペクトは存在しそうです。
月の年齢域は、生まれてから7歳くらいまでで、
個人の理性で判断して機能している星ではなく、
環境に対して受身な状態で関わり続けることで、
その期間に形成された反応は自分の一部に
なってしまいます。
そんな月に冥王星が噛みあわない方向から
顔を出すのです。
大野智さんは、蟹座の月の元素は水なのに、
冥王星の天秤座は風の元素になります。
水は入れ物がなくては安定出来ないのに、
風は気ままに吹くばかりで水は風に飛ばされて
波のようにどこかに流されていくイメージです。
しかも個人の月なので、ささやかな水は一瞬
大きな波になったとしても消えてしまいそうな
存在でもあります。
そして冥王星は、物事の性質を限界まで
引き出して反転さしてしまう様なパワーがあります。
一般的に死と再生みたいな文脈で語られますが、
この場合で言えば大野智さんの月(感情、妻、
個人的な欲望等々)の極限まで引っ張り上げて
反転さしてしまうのです。
つまり、大野智さんの穏やかな水に冥王星から
強制的な風が吹いて個人レベルで見れば
津波の様なものを生み出して大野智さんを飲み込み
空っぽにしてしまうのです。
大野智さんの感情にあったはずの穏やかな水が、
突如、津波の様に猛々しく立ち上がり大野智さん諸共
飲み込んでどこかに消えていくのです。
イメージ的には、拡散した水はしばらく時間を
かけてまた少しずつ大野智さんの元へ
集まって来ます。
優しい波がが冥王星の力で全く正反対の恐怖の波に
変貌させられるのです。
これは月の年齢域(0歳から7歳)に、常識の範囲を
逸脱した影響が大野智さんにもたらされることで、
普段の大野智さんの情緒の活動を破壊した可能性を
否定できないのです。
何かが、何者かが大野智さんにトラウマを与えた
のかも知れません。
本人的には、心の底の深い問題なので、
意識しようにもそれもままなりません。
気が付いた時には飲み込まれていて別人格に
なってしまっている様な状態かも知れません。
大野智さんの感覚的には、他人から見る様子とは
逆転現象が起きます。
感情的に極端な状態にならないと情緒的なパワーが
充電された感じがしないのです。
でもそれは他人から見れば、大野智さんが
冥王星的パワーに飲み込まれてしまって、
大野智さんらしくないどころか、全く正反対な
人間になっているように映る様な状態なのです。
大野智さんが1980年11月26日の
22時30分頃までに生まれたのあれば
他の様々な要素も繋がり易くなります。
この様な印がある場合、相手を優先することで自分を
生かそうとする形が生じ易くなります。
関係のある人や環境の良い部分を引き出すことで
周囲と協調しようとするのです。
客観的に見れば、とても良い人で上司から見れば
使いやすい人材に映るので仕事を頼みたくなる
というよりも与えたくなります。
でもそれは、大野智さん的には、本能的に
冥王星的パワーを出現させないために居心地の良い
空間を作ろうとしているのであって、かなり
努力している状態なのです。
ですから、ある一定限度を超えて来ると、
理性をねじ伏せて無意識から冥王星的パワーが
横やりを入れて来ます。
そして疲れを抜いた様な感覚を与えるのです。
大野智さん的には、冥王星的パワーが働いている
時間は自分自身を感じないので癒されているような
感じ方をしていると思います。
別人格になって一心不乱に何かしら創造的なことに
熱中することが、一番無難なパワーの使い方です。