１９５６年３月２０日正午横浜生まれで
計算しています。
竹中直人さんの太陽のサイン(星座)は、
魚座２９，４８度です。
魚座２９，００度から２９，９９度は魚座を一度ずつ
考えるとサビアン度数魚座３０度になります。
魚座３０度は、ここを終了すると次は再び
牡羊座１度から始めますが、以前と同じ牡羊座では
なく新しいサイクルに入っていくのです。
サビアン度数魚座３０度は、その直前の
準備をする段階です。
魚座自体が次のサイクルに向かうための準備として、
あらゆる現実的な価値を無効にしていきます。
それを社会的な表現に置き換えると、社会性が
ないとか、スピリチュアルなタイプであるとか、
誰にでも合わせられる、優しい人等になります。
しかし、本来の目的は、個別の魂として
純粋であることです。
ですから魚座は非常に曖昧な状態で推移して
いくのですが、サビアン度数魚座３０度は、
次のサイクルに飛び込む必要性から固まり始めます。
そして最終的にしっかりと固まってしまうことを
理想として生まれて来るのです。
生まれた時から、変更不可能なイメージを持っている
ようなものです。
そのために周囲の人から見たら、信じられないくらい
思い込みの強い人に見えますが、太陽のサイン(星座)
サビアン度数魚座３０度の人からすれば、
思っているのではなく、本当の自分を表さずに
いられないだけなのであって、その手段として
似ていると感じる素材を集めて組み立てて
いるだけなのです。
そういった様子を情熱、思い込みと表現するには、
入りすぎているというか、何かか憑依したような
インパクトのある竹中直人さんは、サビアン度数
魚座３０度の持つ豊かさそのものです。
特に若い頃の竹中直人さんは、誰かの、何かの
真似をしているのですが、もう真似るという段階を
超えていました。
サビアン度数魚座３０度は、それまでのサイクルから
次のサイクルに移動するために、そのサイクルの末尾
(サビアン度数魚座３０度)と次のサイクルの先頭
である(サビアン度数牡羊座１度)がぶつからないと
いけません。
末尾と先頭がぶつかる衝撃を本能的に、竹中直人さんは、
彼の有名な「笑いながら怒る」という芸で繰り返して
いるのではないかとも思えます。
赤ちゃんが「いないいないバー」の存在と不在の
繰り返しを喜ぶように、竹中直人さんが感じる
内面の衝撃を「笑いながら怒る」ことで、何度も
確かめているのではないでしょうか。
サビアン度数魚座３０度の豊かさは、牡羊座１度から
それまでに作りあげてきた揺るぎない魂のイメージを
ひたすらに固めていく過程にあります。