1964年3月26日小樽市生まれの京極夏彦さんですが、
ソフトの都合上、帯広で計算しています。
旭川でも同じ度数だったので、小樽市でも牡羊座5,00度から
5,99度の間に間違いなく収まりますので、一度ずつ考えると
京極夏彦さんの太陽のサイン(星座)は、牡羊座6度に該当します。
牡羊座6度では、自由に飛び回っていた牡羊座5度の精神が
やっと着地点を見出します。
それでもまだ、スタートしたばかりのサインの尚且つ6番目
ですから、現実的、具体的なものよりも、ある事象の背後に
蠢くものに好奇心が向かい易くなります。
現実的には、体を持った人間が活動しているのですが、見る人が
見たら、まだ精神の周りに縁があるくらいの存在がヒラヒラ
飛んでいたり、シュッと通り過ぎたりしていた牡羊座5度的
存在が何かの力で、ある状況に固定されてしまっているのです。
動けないものだから、考えるしかないという状況なのです。
結果として、自分自身を縛り付けている見えない法則みたいな
ものについて考えることになります。
ですから、その状況を嫌いとは思えないですし、それに関する
以外の事柄には、取り組みたくなくなります。
結果として、その取り組んでいることを好きなのかも知れないと
感じるかも知れませんし、厄介なことと受け取る可能性も
ありますが、その本質は自分自身とそのしばりつけている
何かとの関係性を解明することにあります。
願わくば、それとの結び付きを自分流に置き替えようとする作業
の中に、牡羊座6度の豊かさがあります。
牡羊座5度で奔放に飛び回っていた精神が、どこかに埋め込まれ
てしまって、必死にその周囲を組み替え直しているのです。
これは恐ろしく大変な作業ですが、ある意味運命なので、本人的
には、当然な意識で頑張り続けます。
ある地点、状況に組み込まれるので、その世界特有の偏りが
その人自身の個性に重なって来ますが、本人としてはそこに
何の感情もないと思います。
やらねばならないのです。
やらなければ自分自身が状況に消化されるかも知れません。
京極夏彦さん自身が自分の精神の周囲を置き替えるマシーン
みたいになって、ひたすら何かと置き替えながら、同時に
自分自身もその世界に馴染んでいこうとする作業の過程が
作品として表れてくるようなイメージです。
最初は自分のために掘り進めていたものが、同じような繋がりを
持つ人の分まで請け負うような形になることで、物心ともに
豊かになっていきます。
ただ大変な作業であることは間違いありません。
牡羊座の初期度数ならではの純粋さがなければ、損得が
気になって没頭し辛くなるような頑張り方になります。