第12ハウスに付け加えたいこと

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ハウスと支配星の流れを追いかけて、その人の

エネルギーの動きを考える場合がありますが、

その意味が分かり難い人がいます。

Aさんは、簡単に言えば第2ハウスと

第12ハウスをエネルギーが行ったり

来たりしているのです。

無条件に第12ハウスに投資をして、

そのリターンで生計を立てましょうでは

現実的なアドバイスとして成立しません。

Aさんは第2ハウスが示すような能力を

発揮出来ることが、心から好きだった

わけではなく、心に中心が感じらないまま

テクニカルに自分を生きていました。

ホロスコープを見ると目立った流れは、

第2ハウスと第12ハウスの往復が

見られるのですが、普通に第12ハウスの象徴を

当てはめると、まるで意味が分かりません。

第12ハウスの象意をペットを筆頭に

現代の生き物と考えると初めて話の筋が

通り始めました。

(本来、ペットは第6ハウスです)

Aさんの心が本気で動くのは、現代の

生き物事情だけなのです。

人間の保護がなければ成立しないペットの暮らしや、

年間恐ろしいほどのスピードで絶滅していく

生き物の数、家畜や実験に供される気の毒な生き物

たちのことになると感情が揺さぶられるのです。

自由に羽ばたく翼も、オリンピック選手真っ青の

四肢もまるで役に立たない現代社会は、

生き物たちにとって第12ハウスそのものでは

ないでしょうか。

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人間の支配する側の論理に対抗するための言葉を

生き物たちは持ち得ません。

餌を求めて山から下りれば駆除されます。

住むべき場所が減ったのは人間の開発のせいです。

私もその豊かさを享受する側の立場ですから、

その是非を唱えているのではなく、

ただ第12ハウスの象意に「現代の生き物」を

加えるべきだと思ったのです。

Aさんは、生き物のためなら年収が1億でも

10億でも構わないそうです。

自分に必要がなくても、彼らの役に立つことが

あるならば、稼ぐ意味が感じられるそうです。

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