月の冥王星のコンジャンクションの読み方の実例

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月と冥王星のコンジャンクションを読む

目的は月を覆う闇とその関わりで育つ

キャラクターを知ることです。

20代前半で肝臓にトラブルを抱えた方が

いましたが、個人のチャート上は、そんなに

深刻なことはありません。

飲む癖はあっても一部上場企業で

働いている様な人なので、ある程度

人生をコントロールする力もあります。

厄介なことの入り口になりそうだったのは、

月と冥王星のコンジャンクションくらいでした。

母親の過干渉の影響で、情緒不安定な面は

あったけれども、基本的には優しい性格

だったそうです。

色々と感じるものもあったそうですが、

そのままよく分からないまま感じたいた

疑問はうやむやになって10年以上の歳月が

過ぎていったそうです。

その後様々な家庭のトラブルを経て

分かったことは、父親は会社の金に手を

出してしまい転職する羽目になるような人

だったと本人も初めて知ったそうです。

その原因が母親の父親に対する操作です。

簡単に言えばもっと収入を増やすように

プレッシャーをかけるような態度を

取り続けたらしいのです。

それがなぜ短絡的に会社の金に繋がるのか

というと、簡単にまとめると父親の幼稚さと

ある種のマザコン的な性格です。

母親自身が明白な暴力性を発揮することは

なかったようですが、夫や子供を

コントロールすることで様々な歪みを

生み出していたようなのです。

子供に嫌がらせをする家庭の親にまで

ご機嫌取りにいったりしていたことも

大人になってから判明したそうです。

父親の事件のせいもあるのかも知れませんが、

あまりにも過剰な世間体重視の価値観が

見えない圧力となって夫や子供を

襲っていたということでしょうか。

これも月と冥王星のコンジャンクションの

一つの現れ方でしょう。

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その女性の母親は夫をコントロールするために

自殺未遂まで起こして救急車で

運ばれたこともあるそうです。

その母親のチャートを作らせてもらうと、

太陽は蟹座12度で、自分の思ったことを

本当のことだと信じてしまい、

それが現実と区別出来ない度数です。

これは良く出れば、何かを育てますし、

実際に何かを育てるためにあるのが

蟹座12度ですが、力がなければ形を

為そうにも崩れていきます。

映画ラピュタの巨神兵が早い段階で戦わされて、

溶けてしまったようなイメージでしょうか。

女性の太陽は夫も表すので、夫の尻を

叩き過ぎた結果、母親(相談者から見たら祖母)に

コントロールされ過ぎてマザコンだった夫は

妻のプレッシャーに負けて、思わず会社の金に

手を付けたということかも知れません。

そのような激しいプレッシャーが子供にも

向いていたと考えれば、その方の月と冥王星の

コンジャクションの中身も想像が可能になります。

月と冥王星のコンジャンクションの中身を

知りたければ、母親のバースチャートを

確認するのも有効な手段です。

それが、本人にどのような感じ方を起こすのか

という点(本人の月のサイン)と合わせて

点と点を繋いで考えれば、家庭の闇に

横たわるストーリーが浮かんで来ます。

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