新しい自分になるということは、幼児期に
植え付けられた無意識の習慣に、上書きするように
新しい習慣付けをして、気負わなくても
それを発揮出来るようになった時に、本当に
身に付いたことになります。
失われた幼児期は、もうありませんが、それを
認めて、新たな人格を上書き出来るのです。
この性質を利用することで、情緒的なエネルギーを
充電することが出来ます。
新しい習慣は、無意識に定着することで、新たな
人格として加えられますが、身に付いた時点で
エネルギーは、無くなります。
ある意味、自分の一部が、モノ化してしまうのです。
これは、悪いことではありませんし、オートマチック
の状態でないと生きていけませんが、そのような
性質を持つ月の内容を無理矢理意識するのです。
自分の月が担っている役割を、敢えて意識して
行うのです。
そうすることで、月にエネルギーを充電することが
出来ます。
色々な説明の仕方がありますが、長らく連れそって
空気のようになった夫婦や交際期間が長くなって
マンネリ化した恋人たちが、改めてお互いのことを
意識し直すことに似ています。
そうすることで呼び起こされる新鮮な感情や
愛情と似たものです。
第1ハウスに月があれば、身の周りの人の性格や
環境を言語化することで、エネルギーが
充電されます。
第2ハウスの月のある人は、自分にとって
大切なものをしっかり意識することで、月に
元気が溜まります。
究極的には、大切なものを捨てることが出来れば
強烈にエネルギーが流れます。
喪失感が意識化されることが狙いなので、本気で
意識出来れば、狙いは達成されます。
第3ハウスに月がある場合は、自分が普段
興味関心を持っていることを、新たに発見した
かのように新鮮な気持ちで見直すのです。
第4ハウスに月がある場合は、家で寛ぐことを
見直してみることで、エネルギーがチャージ
されます。
睡眠の質の見直しが最適です。
第5ハウスに月がある人は、普段の気ままな
生活態度を、あえて意識化することでエネルギーが
生まれます。
第6ハウスに月があれば、日頃のルーティンワークを
流さずに、細かなところまで一々引っかかりながら
こなすことが大事です。
第7ハウスに月があれば、交際している人たちを
意識してみることです。
第8ハウスに月があれば、自分の中にある深すぎる
感情を可能な限り何かしら対象化してみることで、
エネルギーがチャージされます。
第9ハウスに月がある人は、自分が無意識に
持っている善意を意識してみることが大切です。
第10ハウスに月がある場合は、月を起こすことは、
非常に難しいというか、手間がかかるので、別天体を
使った方が良いかも知れません。
第11ハウスに月がある人は、自分の友情を
深い視点で意識し直してみると、エネルギーが
チャージされます。
第12ハウスの月は、特殊なので、これも
別メニューです。
無意識に働いているものを揺らすのは、理屈は
簡単ですが、意識するのはかなり大変です。
しかし、アクシデントで眠りから覚めるよりも
意識的に目を覚ますことは様々なメリットが
あります。
180度反対のサインの度数の意味を参考に
して自覚するのもありです。