何か違うと感じる人と深い仲になってしまうタイプのアスペクト、1

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何か違うと感じる人と深い仲になってしまうタイプ

の一つに金星と海王星のオポジションがあります。

このアスペクトが、子供が金星で、母親が

海王星の場合のお話です。

良い面が出るとすれば、金星が表す愛情や

楽しみ事、芸術が母親の海王星に刺激されて

果てしなく拡大していきます。

普通の相性的に考えれば、金星と海王星の

オポジションは、金星に対して海王星が

間断なく刺激し続ける結果、それに伴う

現象が起こるということになりますが、

母親との関係において、このような

アスペクトがあった場合、

好きという実感を上手く捕まえ難い感覚を

持ち易くなる傾向があります。

恋愛に関するイマジネーションが

広がり過ぎて、自分自身が実行可能な恋愛との

ギャップが大きくなるのです。

そうなると、実際に付き合う異性よりも

恋愛の最中で、自分がどのように

振る舞えるかが重要になります。

心ある人から見たら、それは本当の関係では

ないでしょう・・・と、言うことになります。

しかし、金星側の本人としては、母親との関係で、

母親の幻想を演じさせられていた可能性が

大きいのです。

このような相性関係にあって、事件を契機に

母親の幻想に付き合わせられていた子供時代を

自覚した人もいます。

母親と子供の関係は、そのような側面は

あるものですが、善い母親は、幻想を

裏切りません。

幻想に対して態度を変えないのです。

これは、愛の一つの形になり得ます。

逆に何の幻想もない、現実感覚100%の

母親に育てられれば、子供は地獄です。

優しい幻想があるからこそ子供は、母親を

慕いますし、幻想に対して変わらない母親の姿に

それが単なる母親の好みだと気が付いても

それが本当ならば、子供は傷付きません。

このような認識を子供側から見れば、

母親の幻想のリアリティを子供が支え続けた

という言い方が出来るのです。

愛情という幻想を自分が支えるという構図が

好きな相手ではなく、そのような関係性を

行える相手と深く付き合うことで、

愛情に対する子供の頃と同じ役割を

担っているのです。

その2に続きます。

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