月と冥王星のコンジャンクションから考えるイジメの原因

月と冥王星のコンジャンクションの実例です。

月は母親も表します。

母親が冥王星的色彩を帯びます。

学生の方ですが、自分の大切にしていたものを

家族の誰かが壊して報告もなく、

放置してあったそうです。

何ヶ月もアルバイトをして、やって手に入れた

ものだそうです。

そのことを母親に告げると、

そのような場所に置いていた本人が悪いと

言われたそうです。

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ですから、弁償どころか、家族からの

一言の謝罪もなくうやむやになったそうです。

驚くべきことに、本人も何となく

それで納得したそうなのです。

立ち入って尋ねると、やはり苛められ易いとの

ことでした。

このような人は、幼い頃から、家庭内で

イジメに合っているので、それを当然として

他人が嫌がらせや明らかなに失礼な態度を

とっても、ぼんやりとしていますから、

周囲は苛めても大丈夫だと思い出すのです。

このような人に、いきなり「あなたは

虐待されてますよ」とか「苛められてますよ」と

言ってもピンとこないので、質問の意図を

伝えずに母親の様子を尋ねると、上品で

とても社交的だそうです。

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母親の生年月日を教えてもらえたので、

ホロスコープを作ると、月を入れなくても

蟹座の天体が4個もあります。

蟹座が強過ぎると、子供を自分の都合に

合わせて解釈を与える傾向が強くなりますが、

この方の場合は、真綿で首を絞めるような

虐待と言って良いと思いました。

この方の相談理由は、漠然と生きるのが

辛いということでしたが、虐待に

気が付かないように生きていれば

本当は苦しいに決まっています。

自覚すれば、今度は憎しみや怒りで

大変なことになるので、簡単には扱えない

ものです。

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