金星という親友

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金星期は、自分の感受性を育てる最後の

機会かも知れません。

金星期は、16歳から25歳くらいまでの期間で

俗に言う青春と呼ばれる時代です。

この時期を、どのような環境で、どのように

過ごそうと感受性の幅はこの時期に作られます。

当たり前ですが、感受性に正解はありません。

そもそも金星は、受身な天体なので、

その方向性は、ある程度、金星サインで

決まっている部分もありますが、金星期で

最も大切なことは、自分なりに楽しめる

スタイルを作りあげることです。

金星は受身ですから、作り出すと言っても

汗水流して頑張ったり、何かを必死に学ぶとか、

そんな堅苦しいことばかりではありません。

自分にとっては楽しいことだから、

結果的に頑張ってしまったという

ことでないと、金星的ではありません。

それどころか、まったくの遊びで構いません。

金星期は、頑張る期間ではなく楽しむ時です。

金星期に行っていたことが、楽しみに変わる

という言い方も出来ますが、可能な限り

素直に楽しめるテーマに取り組まなければ

後々、裏切られた気分になります。

もっと言えば、明るい楽しみだろうが、

暗い楽しみだろうが、この時期に培った感性が

コントロール出来る感受性として残るのです。

願わくば、心から金星を味方に付ける

過ごし方をしたいものです。

身に付けた楽しみが幾つかあるだけで

どれだけ心が救われるか分かりません。

金星の感受性は、自分だけの喜びだから

強いのです。

他人にきっちり説明出来るような楽しみや

他人があっさり理解出来る楽しみでない

自分独自の感受性に基づく本当の楽しみは

親友と同じです。

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