第10ハウスの月は、家柄や持ち物を
非常に気にかけます。
どこどこの血筋と繋がっているとかという話が
とても好きだったり、家計が苦しくても
テレビは、大きくないといけないとか
自動車はこれでないといけないとか
メーカーや車種を指定する人が多くいるのも
事実です。
しかし、これらは第10ハウスの月が
リラックスするのに必要なものなのです。
月は、イメージを必要としているだけですが、
それを支える具体的なものがないのに
第10ハウスの月のイメージを満たすことは
非常に困難です。
実際に自動車であれば、高級車を購入したり
旅行であれば、高級ホテルに宿泊する
必要があるのです。
しかし、どの程度が高級であるのかは、
それぞれの月のイメージを満たせられれば
良いわけで、客観的な基準があるわけでは
ありません。
我が家は自動車がなくて恥ずかしいと
言っていた奥さんもいました。
聞くと1、5リッターくらいの自動車で
良いそうなので、所有していれば
恥ずかしくはないということかも
知れません。
バブルの頃の不動産会社の社長は、
一様に外車を置いていたり、個人の
建設会社でもクラウンが相場でした。
入札の時に、舐められないために必要なのだと
言われていましたが、もしかしたら月が
第10ハウスに入っている人かも知れません。
買えない社長は、マーク2でした。
車格があるから、雰囲気なのでしょう。
現在ならマークXということでしょうか。
ミニバンでもアルファードやエスティマの
ハイブリッド車は、300万超えです。
価格としては、高価ですが、ミニバンだと
ファミリー用なイメージが付きまといます。
クラウンも300万台からありますが、
高級感は、セダンの方があるかも知れません。
同じクラウンでもアスリートとマジェスタでは
約300万円の開きがあります。
これが、レクサスになると600万円前後の
車種がほとんどで、中には、1千万円を
越すものもあります。
レクサスを購入するとセレモニーを
してもらえますが、そのようなイベントを
してくれるならば、値引いてくれると良いのにと
思う人には、高級車かも知れません。
軽自動車で200万円近くするとそれは、
それで高価に感じますが、やはり軽自動車であって
敷居は低い感じがしますから、高級という感じ方も
様々です。
月自体の印象に物の価格は関係ありませんが、
実際にレクサス等を運転してみると、
やはり高級感は感じますので、値段や懐具合と
応相談かも知れません。