第11ハウスは、第10ハウスで出来なかったことを
する場所と考えると前向きかも知れませんが、
そこに天体が集まるということは、本気なので
勢い反抗的、反社会的にならなくもありません。
第11ハウスを反抗する場にするのか、
アウトサイダー的に振る舞う場にするのか
ホロスコープ全体のバランスに関わっていて
選択出来るものではないかも知れません。
個人的レベルで考えれば、第10ハウスが
意味するような仕事の中で、全てが満たされる人は、
限られています。
第10ハウスが公共の場、もしくはより強い責任が
伴う場だすれば、第11ハウスは、準公共、
仲間内の責任を果たしながら目的を達成する場
と言って良いかも知れません。
仕事では、事務員であったとしても、仲間とは、
サッカーや野球を楽しみたい場合もあります。
誰もが、プロスポーツ選手として活動出来る
わけではありませんし、だからと言って
やりたくないわけでもありませんが、
一人では無理です。
個人的動機であっても、生き方そのものが
第11ハウスで行われる場合は、もっと
攻撃的、反抗的な活動になります。
しかし、結論を言えば、第11ハウスを動機にして
第10ハウスに攻撃的になったとしても
自分たちが主流になった時点で、存在に
矛盾が生じてしまいます。
建設的になれるとしたら、第11ハウスらしく
未来を意識出来る場に出来るかどうかです。
第12ハウスでは、未来がもっと進んで
魂の世界まで含むことを考えれば、
第11ハウスは、まだ十分に現実的な場所です。
№1、第11ハウスのサイン別、本当に望む自分の姿(牡羊座~乙女座)。
№2、第11ハウスのサイン別、本当に望む自分の姿 (天秤座から魚座)。
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