少ない場合とは、0~2個です。
何々ハウスのタイプの人という時に、「天体の集中」
という見ただけで分かる定義をあげましたが、
満遍なく天体が散らばっている場合もあります。
そのような場合は、サインやアスペクト、
支配星の動きを勘案して、何々タイプと決めることも
不可能ではありませんが、本来は全てのハウスが
揃って働くことで、その人全体になるのですから、
どこかだけを伸ばして、自己実現というのは
おかしなことなのですから、何々タイプと
決める必要はありません。
ただ一つのハウスに天体が集中していると
他の選択が難しくなるので、何々タイプという
選択が大切になってくるのです。
各ハウスに天体が平均的にある場合は、
その時々のテーマで選択して伸ばしていけば
良いだけです。
天体が無かったり、一つ、二つ程度であれば
意識の比重が軽いので、何かしら出来事が
外側から刺激をすることで、そのハウスの
所在を感じるので、長期的な視点で
取り組むよりも、その時々で集中して
その都度、努力する方が効率が良いのです。
逆に一つのハウスに3つ4つもあると
外の世界に関係なく四六時中、そのハウスの
テーマに関心を持ち続けることになりますから
長期的なスパンで、コントロールすることを
覚えた方が役に立ちます。
第12ハウスの無限力に関する記事も幾つか
書きましたが、12ハウスに天体がなくても
第3ハウスに天体が0でも、必要性を強く
感じれば、その時期は、ミラクルを
引き出さざるを得ないような体験をするはずです。
もしピンチの時に、それを乗り越える力を
引き出せなければ、また違う結果になります。