第12ハウスの月は、母親という結界を作る

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第12ハウスに月という母親の続き記事です。

第12ハウスに月があると精神としての母親は、

どこまでも逃げていきます。

肉体的には、普通の人の何倍も働けるような

体力がある場合もあれば、病弱なケースもあります。

第12ハウスに月があるということは、

現実の母親にあまり意味を持ちません。

第12ハウスは、ある意味不幸かも知れませんが、

それは、現実的な母親がどのような母親なのか、

という問題であって、他のハウス月の悪い母親と

比較しても、その悪の質が異なるだけです。

ただ第12ハウスに月があると、

母親が逃げていくという点で「悪」だという

特殊性があるだけです。

そのような第12ハウスらしい、性質を除外して

その母親自身が良い母親の場合もあれば、

現実的に悪い母親の場合もあります。

第12ハウスに月の特殊性があるとすれば、

母親らしい保護の代わりになるものを

自分自身の感覚で安全と思える精神世界を

構築しないといけないということです。

言葉にすると、手段のような響きですが、

第12ハウスに月がある人自身が、そういう感覚に

住んでいるのです。

もっと言えば、12ハウスに月があるということは、

あなた自身が母親のいる世界から消えている

可能性もあります。

実際の母親が存命であろうとなかろうと、

母親が消えて行く世界に、生きている

ということです。

第12ハウスに月にどのような性質があろうと

安心して穏やかに暮らすには、月は大切です。

第12ハウスに月を生かすには、自分自身の感覚で

月という自分の情緒的な安らぎを浮かせる

必要があります。

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それは、まるで結界を張るようなものです。

見えない世界に自分自身の感覚で月を

浮かべるのです。

これは比喩ではなく、割と直接的な表現です。

月に住まうものは、魂ではありませんが、

実際に安らぐには、非常に重要です。

月という重い成分を適度に軽くする

必要もあるでしょう。

整えて、そのサインに相応しい

「しるし」や「かたち」を与えることも出来ます。

第12ハウスに月がある人は、自分自身の感覚で

母親的な世界を作り出す必要がある

のかも知れません。

そのような意味において第12ハウスの月が

意味する母親は善です。

いつまでも実際の母親に惑わされて良いのは

ある一定の年齢までかも知れません。

第12ハウスに月にとって、悪い母親、

結界を破壊する母親でしょう。

もちろん、虐待や自分の利益のために子供を

利用する母親も悪ですが、それは、

どのハウスの月であっても悪です。

第12ハウスは、あまり現実が関係ないという

点では、様々なやりようがあります。

そういう意味では恵まれたハウスです。

良い意味で諦めることで、扉が開きます。

それは無限力にも通じる扉ですから、可能な限り

こだわりを捨てることが利益に繋がります。

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