第11ハウスタイプの人の主観的な第10ハウス

これは、主観的な第10ハウスの話です。

自分だけの第10ハウスは、当たり前の

第10ハウスとは違います。

決して代わりになるものではありません。

気持ちを社会的な達成に乗せていくための

個人的な感覚です。

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本来の第10ハウスは、アセンダントから始まる

資質の余計なものを省いて、きちんと地域社会

の部品として収まり切るように仕上げたものです。

役割を担うということは、そういうことです。

だからこそ、地位や権力が発生します。

第11ハウスタイプの主観的な第10ハウスは、

第8ハウスになります。

第11ハウスは、第10ハウスという地域社会で

扱えない目標を追いかける場所です。

縦社会から外れた場所なので、お互いの

自由意思で集い様々な試みを行います。

そのような第11ハウスを起点とする

第11ハウスタイプの人の主観的な第10ハウスは、

第8ハウスです。

風通しが良いはずの第11ハウスタイプの人の

主観的な第10ハウスが第8ハウスなのは

意外ですが、地域社会の持つ圧力ではなく

それぞれの個人が持つ未来への希望が結束することで

新しい人格が育っていかなければ、実際的な

ムーブメントにはならないということでしょう。

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第11ハウスタイプの人の活動は、第10ハウスで

行えないという意味では、地域社会の

支配的ルールから、多かれ少なかれ逸脱した

部分があるので、最終的に、

第11ハウスタイプの人にあった結束力が

求められることになります。

実際的には、集まった目的によって

主観的な第10ハウスにまで到達する必要が

あるのかどうかは、別問題かも知れません。

それでも、ある種の結束力が生まれなければ

大した力を持たない活動になります。

自由意思で集まったはずなのに、仕切りたがる

人間が現れるのも当然なのかも知れません。

ハウスのサイン、天体やアスペクト、

支配星の動きを考慮して自分だけの成功の

イメージを作ると、かなりモチベーションアップに

役立ちます。

頭で考えることと気持ちを一致させ易くなるのです。

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