笑福亭鶴瓶さんが演じる西郷どんの岩倉具視が
笑福亭鶴瓶さんのままな感じが何とも
言えないのですが、なぜなのか、
少し考えてみました。
笑福亭鶴瓶さんの太陽サインは、サビアン度数
山羊座1度という情報もありますが、
生まれ時間が分からない前提で考えると
サビアン度数山羊座30度か
サビアン度数山羊座1度の可能性があります。
まず、この二つの度数に共通するのは
射手座30度の火のサインの性質である
自己主張の強さです。
射手座30度の内容は、射手座の総決算であり、
思想的なものを試行錯誤する段階ではありません。
笑福亭鶴瓶さんの妙に悟ったような雰囲気
何もかも見透かしているような表情は、
笑福亭鶴瓶さんの中では、何かしら
出来上がっているものがあって
それを表現したい人ということになります。
サビアン度数射手座30度であれば、
その出上がったものを守りに入るような姿勢に
なっていきますが、
笑福亭鶴瓶さんを見ていると、それをどんどん
現実の中に持ちこんでいきたい姿勢が窺えるので
恐らく、サビアン度数山羊座1度の
太陽サインでしょう。
最近は、ありませんが、過去は何度も
テレビで下半身を露出したりしているので
自分の中にある表現したいものを
出来れば神格化したいような射手座30度は
考え難く、現実の中で自分の中にあるものが
どれほどの力が及ぼせるかどうかという
衝動のままに突っ走る山羊座1度の無茶な
行動力を感じます。
非常に衝動的な度数なので、自分の力を
試せる局面なら、どんな場面でも全力で
飛び込んでいきます。
このような笑福亭鶴瓶さんですから、
岩倉具視も、笑福亭鶴瓶さん自身が
宿り易くなります。
岩倉具視が下級公家であり、野心に燃える人で
あったことから、演じるに当たって、
サビアン度数山羊座1度の持つ衝動性と
噛み合い過ぎているのかも知れません。
笑福亭鶴瓶さんは、この衝動性が
面白さの根本にあるキャラクターだと思います。
66歳になられて流石に無茶苦茶さは
減りましたが、結論の出ている射手座的答えを
山羊座らしく現実にどんどんぶつけてくる
破壊的な面白さは、まさに怪しい人を演じるには
ぴったりのメンタリティーです。