太陽と火星のスクエアが作り出す極端な親子関係

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太陽と火星のスクエアが作り出す極端な

親子関係について書いています。

物語形式になっています。

濾過するものの世界で、幸運の鍵を作る

仕事をしている「いもりたけとし」が

濾過する者であるバーバラの水の世界に

いる理由、そして出られない訳を

占星術的に言えば、

両親の作り出す価値とも太陽サインの

相性が12サインの組合せの中で最も悪く、

父親との相性も悪く

母親との相性も悪いという

八方塞の状況の中で育ったことでした。

それだけであれば、ただの運の悪い子として

本人は、愛されていないと感じながら

その感覚を他の人間関係にも反映して

ただの運の悪い子として生きるだけですが、

「いもりたけとし」は、太陽と火星が

スクエアなので、火星は家庭内の愛情の価値と

全てが良かったのです。

結果的に「いもりたけとし」は愛されるために、

自分で判断出来ない、空っぽな人間になりました。

両親や父親、母親から拷問のような折檻を受けて

気が付いたのです。

受け入れてもらえる部分と受け入れてもらえる部分の

違いに自然に目覚めていったのです。

しかし、「いもりたけとし」にしてみれば、

太陽サインは、非常に重要です。

自分を空にしたままでは、能動的になりようもなく

愛されるため火星を行使する状態、つまり

愛情乞食のような行動パターンに陥っていきました。

こんなに使い易い人間はいません。

低いレベルでは、パシリで、つまりお使い係です。

他人がやりたくないことをやらされる人間です。

「いもりたけとし」は、自分を出すたびに

壮絶な暴力を受けて育ち、ある程度成長する頃は、

ほぼ自分を空っぽに出来るようになりました。

しかし、年齢と共に空っぽな状態のままでは、

生きていけなくなります。

そして、ある日、重大な事件が起きてしまい

自分の感じ方を消し去ってしまうことの

意味の無さや、今さら自分を取り戻すことも

出来ないジレンマの中で「いもりたけとし」は

現実の中から自分を消してしまいました。

それは、自殺という積極的なものではなく、

人として生きるために、僅かに残しておいた

自分を、少しずつ損ないながら自然に

泡が消えるように静かに消えていったのです。

気が付いたときには、濾過する者である

バーバラの水の世界でした。

「いもりたけとし」は、何も考えずに

それまでと同じように、今度は

濾過する者であるバーバラの意思を

実行するものとして生きるようになったのです。

そのような意味では「いもりたけとし」は、

相変わらず空っぽのままであり、外側は、

「いもりたけとし」ですが、中身は

濾過する者であるバーバラでした。

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