ホロスコープリーディングに必要な要素(10天体)

ホロスコープでは太陽系内の10個の天体を使います。

月、水星、金星、太陽、火星、

木星、土星、天王星、海王星、冥王星

更に小惑星を考慮に入れて考えることもあります。

昔、ヨーロッパではトランスサタニアン

(土星外惑星)が発見されてなかったので

月から土星までの7天体を使ってました。

なぜ7天体を使うのか。

これには宇宙の代表的法則が関わってます。

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この10天体以外にも今後惑星の発見はあるでしょう。

けれど占星術体系に組み入れられるかは疑問です。

占星術は物理学的に宇宙を見るのではなく神学的・

哲学的な法則で見ています。

これは人間の精神や思考、こころの法則

(惑星の7、サインの12)を

宇宙に投影しているのです。

7つの法則ならトランスサタニアンはいらないのか?

いいえ、そうではありません。

グルジェフによると、7つのオクターブの法則は

自力では乗り越えることのできない

2ヶ所の不足部分があるそうです。

ふたつのインターバルが必要になります。

ドレミの音階で説明すると3番と4番のミとファの間、

7番と8番のシとドの間は半音しかないのです。

つまりドとレの間よりもミとファの間は

半分しか空いていないのです。

ここに「付加的ショック」を与えて

スムーズにする必要があります。

ドから始まりドにたどり着く、これで8個。

インターバルの2つをあわせ計10個の要素があれば

機能するというわけです。

(詳しくはグルジェフのオクターブの法則を

調べてみてください)

カバラでは生命の樹の10個のセフィラ、

禅では十牛図が使われます。

惑星というゴツゴツした塊にいきなり愛や創造、

知性など意味を与えているのではなく

さまざまな法則に則っているのです。

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