夫に死んでほしいと思う様な関係に
ならないために考えたい相性を
書きましたが、このような状態は
本当にどうしようもないパートナー選択を
してしまったことが原因の場合もあります。
このケースは、素早く別れた方が
傷が浅くて済みます。
もう一つは元々自分自身が恋愛そのものを
信じられない性格だということです。
全てを信じられないという人はなかなか
いませんが、小さな不信、不安等様々な要因が
重なって膨らんでいく場合もあります。
そもそもパートナーとの関係が苦しくなるのは
自覚の有無の違いがあるにしても
愛と認める条件が厳しいことによりますが、
信じられないという気持ちは月と絡むので
理屈ではありません。
このベースになり易いのが月と土星の
アスペクトです。
土星のルールが月を縛るので、どうしても
愛情の範囲が狭くなりがちで、自分が安全だと
感じる愛情の範囲に適したパートナーや
パートナーの行為というものが
限定されてしまいます。
特に厄介なのが、自分が安全だと感じる
パートナーの行為に関することです。
月のサインやハウス、アスペクトが異なる以上
お互いに安全、快適に感じる範囲は違うのですが、
月と土星がアスペクトを作るとソフトアスペクト
でも許容範囲が狭くなりがちになります。
1、縁があっても自分から恋愛を遠ざける
2、付き合っても辛くなって短期間で別れる
3、深い交際になると傷つけ合ってしまう
4、自分自身が一方的に辛くなってしまうように
感じる等々、様々な心理的な負担が生じます。
月と土星のアスペクトは、そのような原因になり易い
基本的なアスペクトであって、たいていは
他の天体ともアスペクトが発生しています。
コンビネーションになっている状態です。
例えば、これに火星が加わると不信が行動力が
相まって大きなトラブルに発展し易くなります。
問題が顕在化するという意味では、良い部分も
ありますが、カバー出来る資質もないと
破壊だけが残るかも知れません。
火星が加わると月と土星の関係が作り出す
狭い愛情の範囲を実際に行動で押し切るので
何よりも一番自分自身に寂しい思いをさせます。
交際しておけば良かったとか、別れなければ
良かったとか後悔がよぎるのです。
虐待等の心の傷が原因で、パートナーを
信じられなくなっている場合に関しては、
月とトランスサタニアン(天王星、海王星、冥王星)の
アスペクトをベースにしたコンビネーションが
あることが多くなります。
月と土星に冥王星も関わってくる
大変なタイプの人もいますから、実際は
単純にはいかない部分も多々あります。