第12ハウスとお呪い

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全ての人のホロスコープに第12ハウスがあるように

全ての人、物、生き物には、第12ハウス的な

側面があります。

これはある意味、呪術的なポイントを誰もが

持っていることを示唆しています。

最近のニュースでも、ある犯罪者が逮捕されたら

その容疑者も大変な虐待を受けて育っていた

というような報道がありました。

どのような傷を持っていても、それによって犯罪を

行えば自分が可愛そうですし、何よりも大変な思いを

して育った人こそ幸せになるべきなのです。

逮捕されている場合ではありません。

全ての傷を癒すような万能の愛は、なかなか出会う

ものではありませんが、小さな励ましや元気、癒し、

温もりや可愛らしさ等々、いくらでも傷を後ろ向きに

しないための要素はあちこちにあります。

それらをただのちっぽけな偶然にしないで、

自分を助けてくれるお呪いとし捉えるための受信装置に

自分自身の第12ハウスはなり得ます。

そしてそれぞれの第12ハウスは発信装置になり得ます。

ふとすれ違った名前も知らない誰かが、途轍もなく

輝いて感じられる瞬間があります。

2度とすれ違うこともない誰かであれば、それはもう

肉体を持った霊のような印象になります。

それと似たようなエネルギーを大なり小なり様々な

物も特定の誰かとの関係において発する相性があります。

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他人から見たらただの物が、それは誰かにとって

愛の欠片に入ったお呪いアイテムになります。

100パーセントの効力があるお呪いは、主体を

奪い去る危険な代物です。

どんな人にも物にも少しずつある呪術的な要素を

上手に集めて自分を守るお呪いは、かなり実際的です。

日常に紛れ込むようなものには力がないと考える人も

いるかも知れませんが、実際に役立つのはそのような

ものです。

日常生活に自分なりに神聖なものを持ち込む

価値はあります。

神聖と言っても、全てに少しずつ混じれば十分です。

大切なことは、一つのものに多くを期待しないこと

ですが、全てを繋げれば自分自身に必要な言葉が

ちゃんと浮かんで来ることです。

これが本当のお呪いです。

何かの理由で消えそうな部分があれば、新たに

書き足す必要があります。

表に書いてあることと、その人にしか読めない言葉で

書いてあるものの意味は違います。

自分自身がかけているお呪いを読み取れる人がいたら

赤い糸で結ばれている相手かも知れません。

親友かも知れません。

何はともあれ非日常的なものは、長続きしません。

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