占星術的に出会いと言えば、第7ハウスの選択を
考える方が現実的でしょう。
しかし出会いを恋愛に限らずに、まず出会う
ことを考える場合は第1ハウスを考えて
みて下さい。
そこから仕事の同僚、関係者、友人、趣味仲間、
恋人に発展していくかも知れませんが、
第1ハウスで考える出会いは総合的なものです。
選択の幅や質を広げたり良くするという意味では
第1ハウスのコンディションを良好にする
必要性がありますし、そもそも第1ハウスと
第7ハウスのカスプが作り出すラインが
出会いのラインです。
第1ハウスが牡羊座であれば第7ハウスは
天秤座です。
これは出会いが向き合ったサイン同士の混乱や
それを克服する成長、交際を通して発展していく
様子を表すことになります。
例えば第1ハウスが牡羊座のタイプの人は、
本調子ではないのんびりとした時に出会いの
可能性が生まれる傾向があります。
常に補う合う形の中で出会いが生まれるのです。
イメージとしては、第1ハウスと第7ハウスを
の両端を結ぶ直線がある考えると、その両端から
お互いが歩み寄って出会いになります。
ですから、思い切り意識がどちらかに偏り
過ぎている時は出会えません。
そう言った意味では出会いは周期的にやって来ます。
出会う相手との円環のサイズでそのスパンは
異なりますが、出会えるから出会うのです。
出会えなければ出会えません。
つまり誰とでも出会うことは出来ないのです。
少し運命的です。
第1ハウスのサインと第7ハウスのサインが
バランスを取れる部分で出会うことと
その円環のサイズのリズムが実際の人生に
噛み合っていれば交際出来ます。
どんなにお互いに惹かれ合っても、片方が11歳で
もう一人が23歳だったりすれば交際が
成立するには約10年後です。
しかし、魂の質として出会いに意味があって
惹かれ合うことはあります。
しかしそれぞれの人生の円環のサイズがあまりにも
ずれていると実際に交際することはあり得ないのです。
人生の円環のサイズを飛び越えることが出来れば
何かが何かが起こり得て実際の交際に繋がりますが
この地球環境では時差はあっても、同じ方向に
向かって時間は流れていることになっています。
そのような意味であって私たちがコントロール
出来るのは出会う時の気持ちの状態だけです。
そのような意味で出会いや結婚はタイミングが
とても重要です。