今日は恋人の日ということで続く恋人やパートナーと
続かない場合について考えてみました。
恋人やパートナーとしてきちんと成立するには
同じエネルギーの両端を担う必要があります。
同じエネルギーというのは、スピリチュアル的には
波動とか言われるものですが、要は気が合うか
合わないかという気の種類です。
同じ気の種類であっても180度反対のように
感じられれば、自分とまったく違う個性のように
思うかも知れません。
この気が合うというのは自分と同じ感覚という
ことではなく、同じような気質の両端のどこかに
お互いが当てはまるということです。
しかも、どちらかが発信するタイプでどちらかが
受取るタイプという役割を担うことで二人の
間にある価値は育っていきます。
価値と書きましたが、それはその恋人やパートナーと
一緒にいる間の課題という言い方も出来るものです。
人と人してのコミュニケーションは双方向であるべき
ですが、二人で何らかの価値を育てていくときには
発信する側と受け取る側の組み合わせになります。
しかしどちらかが調子を崩して上手く発信出来なく
なったり、受け取ることが出来なくなると、二人の
関係性も停滞しやがて消滅します。
別れや離婚です。
そのような結果になったとしても、二人で取り組むべき
課題が本当に終わったのであれば、それはそれで
一つのゴールとも言えます。
まだ二人でやるべきことがあるのに、どちらかが
調子を崩している場合は本来の役割を果たせるように
自分自身を整え直すことが必要です。
相性が良ければ良いほど少しずつ発展していきますが
その過程でよりスピリチュアルな部分が具体的に
生き方に反映されてくると意識の組み立て直しの
時期が訪れて発信する側も受け取る側も上手く
それぞれの役割がこなせずに、バラバラに活動するように
なる時期がありますが、それは別れのタイミングや
別居(家庭内別居を含む)ではなく、成長の過渡期
ですから、あまり神経質になる必要はありません。
ただ現実的には本当の別れなのか、お互いがより良い
方向に向かって成長しようとしているだけなのか
ある種の実感がなければ分からないものですが、
ある程度経過して脱皮した時に本来の役割を
お互いが担える時には、それまで以上に愛情を
交換が可能になります。
そうでは無い場合でもお互いもう一段階進んで
いますから、自然と終わりを知るような
引き返せない感覚があるはずです。