今回はTスクエアの紹介です。
しかも、金星・木星・MCのTスクエアという
非常にピンポイントな解説です。
人生の突破口となるコンビネーションの一つに
金星と木星とMCのコンビネーションがあります。
これらの天体のコンビネーション自体は
激しく運を切り開くと言うよりも、穏やかな
性質のものですが、ある程度、経済的な面が
保証されます。
「ある程度」と言うのは、金星や木星のある
ハウスによってかなり幅があるからです。
厳密に言えば、トランジットの影響によっては
経済的な面に波はありますが、それでも
恵まれた時期はかなり良い思いもしますし、
ピンチの時でも何らかの形で豊かさが
巡って来ます。
どのようなアスペクトでコンビネーションを
形成するかによって物質的に恵まれる形は
かなり変わってきますが、MCを頂点にした
Tスクエアの例です。
Tスクエアは人生の突破口を切り拓いていく
武器になるアスペクトです。
順番よく考えていきます。
①木星とMCのスクエアです。
ちょっとばかり山っ気が多くなります。
話を盛ることも大好きです。
良く言えばエンターテインメント性があります。
物質的価値観に重点が置かれます。
ある程度まとめないと話が進まないので
木星とMCのスクエアをエンターテインメント的
方向性に豊かさを求めるとしましょう。
②MCと金星のスクエアについて考えます。
社会的に成功するために、すぐに自分を曲げようと
する欠点があります。
しかし、そのようなやり方はドタバタするだけで
長い目で見たら利益になりません。
このアスペクトはピンチになった時に必死に
切り抜けようとして表れるセンスを地道に
伸ばしていくと、後々稼げるようになります。
追い込まれないとなかなか自覚出来ずに
小手先に走る傾向がとても強いので、小銭、
日銭しか稼げないアスペクトですが、
本気で社会運・金運を何とかしたければ、
計画的に目標にアプローチして、センスを磨くと
驚くほど伸びていきます。
ほんの僅かな努力期間であってもセンスにあった
ことであればとても伸びます。
実感したければ、やはり追い込まれた状況に
陥ることがお勧めです。
③金星と木星のオポジションです。
金星のセンスをどんどん表現していくことで
活動の場が広がっていきます。
表現することに夢中になって状況を無視する性質が
ありますが、それが良く出るか悪く評価されるかは
相手次第です。
しかし本人はあまり気にしません。
①から③を総合してこの金星・木星・MCの
Tスクエアを考えると、仕事に対して真面目に
取り組めない性格を逆手にとって、楽しめる仕事
を選択しようとしますが、小手先に走らずに
本格的にその仕事の基礎を磨くことで、
その人らしい個性が育ちますから、それを
思う存分表現することで仕事運・金運が上がると
言ったところでしょうか。