魔性の女を通して考える恋愛の適正な距離感

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愛し愛される関係が本当の恋愛であって

一方的に愛したり愛されたりする関係は

長期的にみるとかなり歪になります。

簡単に言えば愛を囲う関係です。

もちろん、それを望むタイプの人もいますが、

厳密に言えば、やはりそこにも愛し愛される

所作が必ず含まれています。

しかもかえって厳しいかも知れません。

例えば蠍座の人の恋愛感情を魔性のように

言い表す人がいますが、果たしてそうでしょうか?

自分自身が愛情に対して感じる幅は能動的に愛する

火星のサインと受身で愛される金星のサインの

ギャップで考えます。

もちろん占星術的に12サインを比較すれば

蠍座の愛情は濃いかも知れませんが、それは

論理的な問題であって、実際の問題とは異なります。

もしほとんどのサインが蠍座という人にとって

愛は蠍座的なものが愛です。

少なくとも蠍座の金星と火星のコンジャンクション

という人はそれなりにいらっしゃいますが、

蠍座の愛を魔性と感じるのは確実さを重視する

地のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)の比重が

多目の人かも知れません。

例えば金星蠍座で100パーセント愛して欲しいのに

火星は牡羊座で愛する時はその時の思いの高まりを

大切にしたくて、一度伝えるとしばらく充電が

必要なタイプの人は与える愛と求める愛の落差に

愛はハードルが高いものと感じるかも知れません。

蠍座の愛を魔性にしてしまうのは自分自身の中の

感受点の関係性と実際に交際する相手との相性です。

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最近の魔性で有名な人は近頃、山里亮太さんと

結婚された蒼井優さんがいらっしゃいますが、

一番の原因は蒼井優さん自身が太陽サイン獅子座なのに

土星サインが蠍座という流れがあるからだと思います。

蒼井優さんは女優さんですから、太陽サインが

強く打ち出されます。

つまり個人的な恋愛も公的なものとして報道されます。

公的なものの結末は土星で付きますから、獅子座を

蠍座がバーンとひっくり返す時点で魔性の女の

出来上がりです。

なぜならマスコミから見た視点だからです。

本当の恋愛感情は本人とその相手にしか分かりません。

魔性の女と表現されるような愛し愛される関係を

望んでいる人にはそれがスタンダードです。

何が正しいという問題ではなくて、愛に感じる

適切な距離感は自分自身の中の金星と火星や

月と金星、月と火星等の感じ方を相手との

関係に映し出したものでもあります。

それを太陽サインの世界観に当てはめて

捉えていますから、愛にレッテルを貼る意味は

ありません。

愛の不完全さは恋愛関係においてお互いが

無意識に指摘し合う厳しい教育の中で

必要なのに不足しているものが指摘されます。

これはなかなか厳しいです。

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