土星のあるハウスの発達の意外性

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土星のあるハウスは、そのテーマに対して

誠実、勤勉に努力する傾向がありますが、

その努力の方向性が他人から評価されるような

真面目さだけではなく、自分自身の能力として

考えると面白い面が見えてくるタイプの人がいます。

火のサイン(牡羊座、獅子座、射手座)

風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)のような

サインと月サインの組み合わせ等にもよりますが、

自分そのものを成長させるよりも、他人に対する

対処能力を伸ばすのです。

土星ではなく月や他のサインが、火や風の

サインの場合もあります。

このように書くとまだ曖昧で、コンプレックスを

意味する土星の教科書的解釈とさして変わらないように

思われるかも知れませんから、もう少し突っ込んだ

表現として他人や他の存在をコントロールする能力等を

伸ばすような感じです。

自分を変えずに他人を幻惑すると言ったらまた少し

異なりますが、自分自身が焦るのではなく

自分が思う様な相手の行動を引き出すような方向性と

言ったら近いかも知れません。

土星のあるハウスはある種のプレッシャーを受ける

ハウスかも知れませんが、ホロスコープの全体的な

関わりによって自分自身がプレッシャーを受けて

何とかしようとする人とあくまでも他人にそれを

与えるために何とかしようとするタイプの人に

分かれます。

これもまた大雑把な分け方ですが、短い記事の

一つの着地点として、土星のコントロール性を

他人に向けて発達させるタイプの人もいるという

ことです。

自分自身に土星の矛先を向ける人は善人に感じられ易い

でしょうし、他人に向ければ良い人には感じ難い

かも知れませんが、どのように評価するかは問題ではなく、

やはり一つの感受点それだけを取り上げることで

見えなくなる影みたいな部分もあるというだけで、

そのようなタイプの人のホロスコープも全体を見れば、

そのような個性がバランスを取っています。

土星自体のサビアン度数もその個性に大きな意味を

持つので、その辺りも要チェックかも知れません。

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