眠れない月の扱い方(月とトランスサタニアン)

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太陽にトランスサタニアン(天王星、海王星、

冥王星)のアスペクトが多いようなタイプの人は

高邁な理想を求めがちです。

それはトランスサタニアンと言われる天体の

現実的ではない性質が影響してくるからです。

それでも太陽を相手にアスペクトが出来る

場合であれば、その高い理想を仕事やスポーツ、

芸術等何かしら目的を持って挑戦することで

生かすことが出来ますが、月と冥王星の

コンジャンクションのように心身共に落ち

着きたい月にトランスサタニアンが

アスペクトを作ってくると普通の意味での

安らぎはなかなか得られないでしょう。

思い切り心や体を使った後の束の間の

安らぎと言ったような形でしか救われない

ことになります。

労力と手に入る望むものの量が割に合わないのです。

気の毒と言えば気の毒ですが、長い目で見れば

なれますし、安らぐために手に入れた手段を

大切に磨いていくことで独特の自分の世界を

築き上げることが出来ます。

それは月を癒す幻想的な感覚を満たす世界です。

第三者から見ればその行為が月と冥王星の

コンジャンクション等を持った人が自分に

必要な幻想を得ようとしているとは想像も

出来ないでしょう。

客観的な行為とその用途がまるで違うのです。

太陽とトランスサタニアンのアスペクトと

違って称賛されても困る部分なので、どんなに

自分の世界が出来上がってもマイペースで

活動することが大切です。

月とトランスサタニアンの組み合わせは

そのままだと現実的な幸福にはなりませんが

月を普通に眠らせられないデメリットを

持つとしても眠れない月だからこそ経験

できる世界を生かす方法を見出すことで

メリットに出来るのです。

それは自分の能力と感覚の組み合わせが

作り出すその人特有の視点を有効に用いる

ことで、必ず強味になります。

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