この記事で第8ハウスの火星と冥王星を
同時に扱っているのは火星が爆発を
重ねると、場合によってはどこかの時点で
冥王星にスイッチが入りますから、
似たような側面が表れるからです。
記事を書きましたが、第8ハウスに
入っている天体は様々な顔を持ちます。
第8ハウスの火星は生まれ変わる途中で
激しく感情を暴発させます。
その変化やスケールが大きいほどかなりの
無茶をしますし、そのプロセスでは
その無茶横暴に対して省みることは
ありません。
これはどういうことかと言えば、火星の
爆発規模や回数に耐えられるパートナーが
いればということです。
この場合のパートナーは友人でも親子でも
構いません。
運命共同体みたいなものです。
誰でも第8ハウスに火星があるタイプの人の
本気を受け切れるものではありません。
ただ傷つけるだけで関係がなくなる
場合もあります。
攻撃的な支配欲は霊能的な働きに及ぶ時も
ありますが、それだけ念が強いということです。
感情の暴発や暴力性の制御不能だけでなく
霊能的な部分にまでその激しさが及ぶと
第8ハウスに冥王星があるような
感じになります。
実際に第8ハウスに冥王星がある場合で
生まれ変わる途中であれば多くの人を支配して
無茶をするようなことになりかねません。
単独であれば死ぬような目にあう状態にまで
自分自身を負い込んでいきます。
その対象が自分自身であれ他人であれ
残酷な扱いになるでしょう。
第8ハウスの火星であれ冥王星であれ
一種の暴力性を飲み込んだ状態に落ち着いた時が
生まれ変わった時です。
暴力性を実際の衝突の中で純化してコントロール
可能な人格を誰かから手に入れることで
生まれ変わります。
それぞれの第8ハウス火星や冥王星タイプの人の
暴力性に見合ったパワー以外の人たちはその力の
被害者になるだけです。
これはある意味非常な側面ですが、見合う人と
出会うまでは仕方がないでしょう。