死に誘われ易いアスペクトや感受点

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第12ハウスの月の脆弱性に関しては

けっこう書いた気がしますが、改めて

少し書くと他人や環境の影響から身を

かわす術がないために周囲に奉仕するしか

関わりを持てません。

それは無意識ならば奴隷状態です。

ずるい人間に良い様に使われるでしょう。

そのような人間を寄せ付けない環境に

身を置いたとしてもどこか安全パイだと

感じさせる隙があります。

悪意のある人間が良くないのですが

個人としては無防備過ぎるのです。

それは結果的にかなり非力な人間として

映ります。

そのような印象を消すため無理をしても

どこかで限界を感じるでしょう。

同じく狙われるキャラクターに第10ハウスの

リリスを持つタイプの人もいます。

第10ハウスにリリスがある人が個人的な

能力とは別にある種異形の存在として

目立つことが狙われる理由になるとすれば

第12ハウスに月がある人は意識的であれ

無意識的であれ集団の中では奉仕する態度でしか

自分を成り立たすことが出来ない弱さが

狙われたり利用されます。

ただ第12ハウスの月は社会的立場を得ることで

対外的には自分を守ることが出来ます。

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この月に対して冥王星がコンジャンクションや

スクエアで関わってくると月が常に破壊され

続けると安息がなくなります。

特に幼少の頃は意味も分からずに死の感情に

襲われる時間があるでしょう。

月が破壊される見えない体験を他人に向けると

破壊願望になりますから、どちらにしろ

そのような死の衝動を自然に向けられる先はなく

回り回って自分自身にその非情さを向ければ

再び死の誘いがやって来ます。

第10ハウスのリリスが社会的に狙われがちな

ことと比較すると第12ハウスの月と冥王星の

コンジャンクションはある意味自滅型です。

死ぬほど努力して月を再生産し続ける手段を

確立したとしても社会の中でそれを維持するには

特別な能力や運が必要です。

第12ハウスの月と海王星のコンジャンクション

持ちの人も生きるために必要な幻想を自助努力で

維持出来るかどうかは厳しいものがあります。

第12ハウスでなければ鬱っぽくなるか

本当に鬱になるような傾向があります。

ストレスが理由になるような原因が分かり難い

病気になる傾向も高いです。

このようなタイプの人は、多少の難はあっても

自分自身を保護してくれるような相手と

協力関係を持つことが大切です。

特に第12ハウスの月の奉仕はそのような相手に

向けられなければ必ずただ浪費されるだけです。

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