赤い糸を寄せる母親問題の扱い方

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12サイン別、母親から、どのように愛されたか

に書いた視点は、実際の母親のキャラクター

ではなく、母親のまなざしから肯定的された

自分の生きる姿勢です。

子供側の視点で見れば、母親にどのように

評価されたいかということです。

愛されようとして無意識にアピールする時の

行動パターンも読み取れます。

愛してくれる人のまなざしは、その人を支える

重要な柱です。

人は、誰かの中に自分のイメージをしっかりと

描けないと苦しいというよりも、存在自体が

不安定になります。

悪い母親は子供から求められている優越感を

感じながら、子供を拒否します。

極端なことを言えば、社会性があると言うことは

本当の自分よりも、誰かの心に映った自分を

生きようとすることです。

しかし、このような状態は良くも悪くも

ありません。

良い意味で期待に応えることは大切です。

問題は本当の自分よりも誰かの心の中の自分に

価値があるように感じることです。

その先には、そのイメージと本来の自分の相性の

問題がありますが、まずは誰かの中にしっかりと

定着出来ないことには次に進めない現実があります。

これは誰かと愛し合わないことには超えられない

壁として、その人の前に立ちはだかります。

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親から与えられた愛に満足している人は

そのままで幸せに生きられます。

そうでない人は単独では苦しい気持ちから

逃れることは出来ません。

最終的に相性の良いパートナーのまなざしの中で

幸せに生きられるようになるにしても、まなざしの

中に定着するやり方は、母親のまなざしに

定着した時の状態がそのまま継続します。

どのような育ち方をしても母なるものを肯定

しながら、それを乗り越えていく道筋を独力で

作ることで、苦しい愛から少し浮き上がって

いられる間に自分に相応しいパートナーに

出会わなければなりません。

自分の中の愛の認識が変わらない間は意思の力で

背伸びしています。

この状態は長くは続きません。

それでも母なるもののまなざしの長所を発揮する

ことが、後々の愛情関係の質を良いものにします。

それは、実際的な和解、それが無理ならば

イメージの修正(理解の在り方の変更)を促す行動が

必要になりますが、それだけの価値はあります。

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