12ハウス別、新月がスタートするハウスで考える人生のテーマ

人生のテーマが簡単に分かる進行の新月

という記事を書きましたが、そのハウスの

別記事です。

普段、新月、満月と言っている朔望月の

新月がそれぞれのハウスに約30日で

巡る場合にも使えます。

もちろん、一周するのに30年かかる進行の

新月がそれぞれのハウスにやって来た時に、

そのハウスの意味を検討すれば、その時々の

テーマが理解出来ます。

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第1ハウスに進行の新月があれば

自分らしさを発揮することがテーマです。

第2ハウスに進行の新月があれば

稼ぐことやお金を使うことがテーマになります。

この辺りの違いはアスペクトも関係あります。

他にも自分の身体感覚を楽しむようなことも

テーマになります。

第3ハウスに進行の新月があれば

知性や技能の発達がテーマになります。

移動、何かを調べることもテーマになります。

第4ハウスに進行の新月があれば

同じような価値観を持つ人たちの集団と関係性を

築いていくことがテーマになります。

第5ハウスに進行の新月があれば

格好良く言えば創造性ですが、自分の気持ちの

中にあるものを出し切ることがテーマになります。

一言で言えば憧れみたいなものかも知れません。

6ハウスに進行の新月があれば

働くことがテーマです。

当たり前過ぎるように思われるかも知れませんが、

第6ハウスがテーマになるようなタイプの人は

そこに重要な意味がありますから、きちんと

読み解くと大切な発見があります。

第7ハウスに進行の新月があれば

第7ハウスは対人関係がテーマですが、

いくつかの種類があるように見えます。

第7ハウスのサイン(星座)によって

かなりニュアンスが変わりますが、

初期度数であれば限られた親しい人間関係

という意味もありますし、真ん中辺りの

度数であれば、人間関係のトラブルを

通して何かを学ぶことになるかも知れません。

象徴するものは裁判です。

終わりの方の度数であれば、豊富な人間関係に

様々な形でアプローチしていくことが

テーマになるでしょう。

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第8ハウスに進行の新月があれば

霊的な存在も含めて誰かから何かを

受け継ぐことがテーマになります。

第9ハウスに進行の新月があれば

曖昧な言い方をすれば向上心によって

精神的に盛り上がることがテーマになります。

どのハウスに月が来ても言えることですが、

月そのものは能動的ではありませんから

そのハウスのテーマに沿って月が吸収するように

意図して段取りをする必要があります。

第10ハウスに進行の新月があれば

社会的な立場に関することがテーマになります。

社会的な立場には様々なものがあります。

社会的な地位、つまり仕事を考えるかも

知れませんが、子供の親であることも

社会的な立場です。

子供が良くも悪くも有名人になれば

親も注目されます。

第10ハウスはよくよく考えると、驚くほど

様々なものが関係するので、他の天体との

アスペクトを考えることが必要です。

第11ハウスに進行の新月があれば

精神的には未来に関することがテーマになります。

行為としては趣味です。

未来と趣味がセットで第11ハウス的テーマに

なります。

「?」と思われるかも知れませんが、未来は

そのままでは扱いようがありませんから

趣味的な行為を通して未来にアプローチする

ような感じになります。

第12ハウスに進行の新月があれば

第12ハウスから新月が始まる場合を

一般論として書くのことは難しいかも知れません。

ネイタルのホロスコープで月が第12ハウスに

ある場合を考えると分かることですが、

あるはずなのにその月は無いものになります。

そしてそれを実感しようとしても出来ずに

様々なものに侵入され易く、安定するためには

奉仕的に振る舞うしかありません。

つまり月の実感がないから奉仕的に振る舞う

のですが、外から見たら奉仕をするのですから

あるように見えますが、自分の欲はありません。

第12ハウスにある月はこの有りと無しが

セットになって存在します。

朔望の新月だとうと進行の新月だろうと

第12ハウスに月がくれば、このような

在り方になります。

それは何かに飲み込まれることで一体化

していくプロセスであり、人としては

その過程がテーマになります。

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