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に進行の新月(プログレスの月)のハウステーマも
併せて考えることを書きましたが、もう一つ
抑えておきたいのがアンチバーテックスです。
もし進行の新月(プログレスの月)のハウステーマが
第9ハウスであれば学術研究がテーマになる
場合もあります。
それにプラスしてアンチバーテックス(人生に
おける目的)が天秤座であれば、学術研究で
得た成果を資源にして他人と交流することを
望んでいる気持ちもあるでしょう。
アンチバーテックスが天秤座であれば、
バーテックスは牡羊座ですから、そのような
交流の中で新しい価値を広めていくことが
社会的に期待されていることになるかも
知れません。
このような目的を追及するために、日々の運勢が
あると考えると常に何らかの善いものを現実から
拾い出すことが出来ます。
例えば太陽サインに対してトランジットの冥王星が
スクエアで関わってくると制限されることが何かと
多くなりますが、制限されるからこそ得られる
自由があり、その自由を駆使することで必要な
何かを得ることが出来ます。
自由であれば人は果てしなく自堕落になれます。
ならない人もいるかも知れませんが、楽になれば
なるほどそちらに流されます。
美味しいものがテーブルにあるのに、何も腐った
物を食べる必要はないのです。
それは意地悪であり、マゾっぽいことです。
何らかの理由で制限が加わるからこそ、それまで
出せなかった能力や力が出たり、本当に好きな
物に気が付いたりします。
これは辛いことや不自由なことを肯定している
わけではありません。
出来ればどこまでも自堕落に生きれれば良いと
考えています。
しかし実際にそのような生き方をしても
絶対に楽しくはありません。
不思議なことですが、人は楽を望みますが
徹底的にそれだけになると、かえって
苦しくなります。
これは本当です。
そうなると人は幸運期であっても自ら自分に
制限を制限をかけます。
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一生懸命に目標を達成しようとして限界まで
頑張る人もいます。
来年はオリンピックですが、各国の代表選手の
ようなトレーニングをしないといけないのなら
観るだけで良いという人も沢山いるはずです。
本気で金メダルが欲しいと思って努力する人は
ほんの一部の人です。
東京でオリンピックを観戦するのも大変ですから
観戦すらテレビで良いという人もいるでしょう。
そうかと思うとカブトムシやクワガタムシに
何百万円もお金をかけてブリーディング作業に
熱中する人たちもいます。
幸運期に能動的に制限をかけて願いを叶える
ことはかなり贅沢なことかも知れません。
しかしその状態だけが続けば、それも
行き詰まります。
最終的に突破出来ない不運は死ですが、一人だけ
永遠に生きても滑稽です。
高齢の場合は進行の新月が切り替わるタイミングで
亡くなることも多々あります。
そのような場面に遭遇すると人は2つか3つ
大きなテーマやり終える命を使い尽くすのかな
と思います。
3つテーマをこなせば単純に考えても90年です。
新月が始まるタイミングは色々ですから、2つ目が
終わった時が70歳過ぎということも
けっこうあります。
ネイタルのホロスコープの中やトランジットの天体
と出来るアスペクトにもハードアスペクトは
沢山あるものです。
何も考えずに楽に生きることは不可能です。
だとすれば本当の意味で楽しいことを追い続ける
ことは冒険みたいなものです。
アンチバーテックスは意外とその人が本気で
望んでいる楽しさだったりします。
アンチバーテックスはサインだけで良いので
サビアン度数と併せて、様々な感受点の意味と
繋ぎ合わせてみて下さい。
自分の中に流れている物語が見えるはずです。
映画の中のヒーローやヒロインが活躍しない
映画はあり得ません。
誰もが自分の物語を生きています。
太陽サインは手に入れた宝を持ち帰るお城
みたいなものです。
お城の中で宝でいっぱいの時もあれば、出費が
かさんで空っぽの時もあるでしょう。
華やかな衣装(金星)をまとうこともありますが、
そんな時は素直にそれを楽しめば良いだけです。
そのような衣装をいつも着られるわけではありません。
そしていつか冒険は終わります。