他人の感情と繋がり易いキャラクターとして
月と海王星のアスペクトを持っている
タイプの人がいます。
特に第8ハウスの月と海王星のアスペクト。
このアスペクトに負ければ他人の気持ちが
入って来すぎて落ち着かなくなったりしますし、
主体性が強い人であれば、相手の状態を
感じられるので予感として受け取るでしょう。
そしてそれを客観的に表現する技術があれば
様々な分野でクリエイターとして活躍可能な
アンテナの持ち主とも言えます。
月と海王星の組み合わせは扱う力次第で
精神的に追い込まれたり、霊能力を発揮したり
クリエイティブに生きるような非常に幅の
広い側面を持ちます。
月と結び付いている以上逃れることは
出来ませんから症状を治すことよりも
生かすことを前提で付き合うことが大切です。
ネイタルのホロスコープでこのアスペクトが
あっても年齢や時期によってビジョン側に
飲み込まれ易くなったり、又はビジョンが
枯渇したようになる不思議なアスペクトですから
生かせる強さを得たとしても自分をしっかりと
持つ必要があります。
特に第4ハウス、第8ハウス、第12ハウスに
月がある場合は良くも悪くも強いビジョンが
雪崩れ込み易くなります。
言葉は難しく、このアスペクトはビジョンを
得るだけで表現するには別の才能が必要になります。
様々な分野で創造性は必要となりますが、
芸術方面であればこのような要素が考えられます。
月と海王星のコンジャンクションの場合
何らかの理由で現実でない世界に生きています。
もちろん身体は現実にありますが、意識は
異なる世界にあるような感じです。
非現実的な世界に吸い込まれたままなのか、
そこで見たものを現実に表現するのかで
まったく違う状態の人になります。
月と海王星のセクスタイルの場合
受け取ったビジョンを実際的に
使える可能性があります。
その分だけ現実的になりますから
驚くようなビジョンを示したり、誰かの
気持ちに強く巻き込まれることはありません。
月と海王星のスクエアの場合
奪われた感情を現実に取り戻すことが
出来ずに分離したままです。
二重人格とは言いませんが、二人の自分が
いるような状態になります。
常に何かに飢えているような感じや
渇望するイメージ等も自分自身であって
他人ではありません。
月と海王星のオポジションの場合
自覚出来ないビジョンにプライベートな感情が
狙われています。
このビジョンに向き合うことを恐れると
飲み込まれてしまい自分を失います。
逆にこのビジョンを捕まえることが出来れば
ユニークな人生を展開することが可能です。