不快なレベルの不安対策

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他人に説明出来ない辛い気分や自分でも

理由の分からない不安は基本的に扱う

方法はありません。

なぜならその所在が分からないからです。

もしかしたら魂の問題かも知れませんが、

人によっては魂なんてあるか無いか

分からないものです。

そのような正体不明な不安をどのように

扱うか書いています。

現代は無意識という存在は市民権を

得ていますが、そもそもが無の意識ですから

どこにどのように存在するのか怪しいもので

一応、脳の中にあることになっています。

このような感覚で確かめられないけれども

無いとは言い切れないものについて

占星術的に考える時はいくつか大きな

ポイントがあります。

月サインと月のあるハウスです。

月は無意識と繋がる天体です。

12星座(サイン)は原型と言われるものであって

その性質を現実に持ち込んだ時にそのサインが

意味するものは無数のものがあります。

月星座(サイン)が牡羊座の人も月星座(サイン)が

牡牛座の人も具体的にはまったく同じ商品を

気に入って購入しそれを宝物のように扱うことは

ありますが、その理由が違います。

この理由の部分にサインの原型が含まれています。

そしてその人の無意識も一緒に混ざり合って

それらの原型の粒子と絡みあって

明るくなったり暗くなったり

拡散したり凝縮したりしています。

その人の持つ生体エネルギー全般が複合的に

作用し合って無意識を何らかの状態に

作り上げていきます。

これがある一定の幅にある時は心身は健康です。

どちらかにはみ出すと躁状態や鬱状態になったり

漠然とした不安に駆られたりします。

このような状態に陥らない簡単な方法は

自分の月に適切な箱を与えることです。

適切な箱とは自分にあった行動パターンです。

これは好きという感覚よりもこれをやっていたら

落ち着くとか元気が湧いてくるといったような

類の行動パターンです。

月のサイン、ハウス、アスペクトを基本に

全体的に考える必要がありますが、外側から

一定の器を与えて基本的にその容器に入れます。

第4ハウス、第8ハウス、第12ハウスや

蟹座、蠍座、魚座のハウスも重要です。

分かり難いので具体的に言うと、自分の月に

合った行動パターンを日々作り上げていきます。

例えば編み物をすると落ち着くタイプの人が

いたとします。

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編み物をしていると落ち着くと気が付いた

段階というものがあると思うのですが、

これだけでは何か楽しいこと(金星的な行為)が

続くと編み物はしなくなるでしょう。

ところが楽しい時期(自分の太陽サインに

トランジットの金星が巡ってくる)は、毎日では

ありませんし、何らかの理由で不安が高まる

日もあります。

そのような時に月を守るものが無い人は

大きく落ち込んでしまい道を踏み外す

ことすらあります。

周囲の状況や体調や気分には大きな波があります。

そのような時にコンスタントに編み物を

続けていれば、簡単に底を突き破ることはありません。

月サインと金星サインの相性が悪いと月(無意識)の

フォローが手薄になりがちですが、それはそれで

日頃から月に触る時間、月を育てる時間を

設けて継続さしていくと無意識に上手に

アクセス出来るようになります。

不安ではなく豊かさを取り出せる状態です。

編み物が得意になっていけばいくほど

自分の無意識を上手く扱えるようになります。

これはお呪いではなく編み物を通して自分の

無意識を辿っているのです。

他人からはただ編み物をやっているだけに

見えても本当にその人が触れているのは

自分の月であり無意識です。

そのような編み物好きな人は自分の好きな

パターンからはみ出ずにひたすら繰り返すことが

基本にあります。

感じることが先にあってそれに合うものを

探していく感じです。

最終的に客観的に素晴らしい編み物になれば

言うことはありますが、欲は駄目です。

純粋に落ちつけて元気が湧いてくる

行動パターンを選択することが大切です。

これは通り一遍の月サインやハウスの解説では

分かりません。

なぜなら上記したように違う月であっても現実では

まったく同じものを選択することがあるからです。

必要なものは感じる部分、確信です。

自分にはこれが必要という感覚です。

これは愛に繋がる感覚でもあります。

これが不確かだと愛を見失い易くなります。

この感覚が少ないから不安になり易い人は

理由の分からない恐怖を感じたりするので

鶏と卵、どっちが先かという状態になります。

これに終止符を打つのが何かを通して得られる

閃きです。

単独であれば読書や映画鑑賞、ドラマ、漫画

芸術鑑賞等々あるでしょう。

しかしお勧めしたいのは対話です。

相性や傷付くリスクがあっても対話は無意識を

掘り出してくれます。

最もハードな対話相手は結婚パートナーとも

言えますが、適切な対話相手がなかなか

見つからない場合は、自分のホロスコープを

徹底的に読んで見ることなら単独で出来ます。

この時にネイタルのホロスコープが中心には

なりますが、ネイタルのホロスコープは

迷った時に帰って来る場所です。

他の尺度を計る時の物差しです。

占星術の中にもハーモニックやトランジット、

ソーラーリターン、コンポジット、pof

プログレスの月等々様々な手法があります。

ソーラーリターンだけではなく、水星、金星、

火星、木星、土星のリターンもあります。

恐らくそこまで考えなくても、どこかの段階で

取りあえず何らかの心に引っかかるものが

あるはずです。

そのような実感を辿れば何かが生まれます。

理性的な認識を別にすれば、実感が無い状態は

その人にとって存在しないことと同じです。

どんな方法でも良いのですが、この実感を

かき集めて不安に対処するしかありません。

依存物質に頼ると身を崩しますから、何でも

良いと言っても良し悪しはありますが、

それ以外であれば捉われずに実感を集めて下さい。

この実感は一度の対話につき一つ見つかれば十分です。

変な例えかも知れませんが、このような行為は

無意識の海に釣り糸を垂らして魚(実感)を

釣るような行為です。

しかも一本釣りですから、なかなか釣れませんが、

釣れれば鮮度は申し分ありません。

リリースも可能です。

大きくなって帰ってこいということも出来ます。

釣り上げる直前で逃げられても成功です。

非常に自由度の高い対話です。

自分が思ってもいなかったようなものが

めちゃくちゃ元気をくれることだって沢山あります。

強烈な不安に捉われるタイプの人はそれに

対抗する月の力を抑制している可能性があります。

トラウマを抱えていたり、大きなアクシデントを

経験してしまった場合は、同じように考えることは

困難ですが、それでもそれらから自分を守る

何かを手に入れるしかありません。

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