病気のアスペクトの実例(第6ハウスが関係する場合)

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病気のアスペクトとその対策の続きです。

第6ハウスの天体と関係のあるインコン

ジャクト持ちのタイプの人の病気の実例です。

病名は乳がんです。

一口に病気と言っても色々ありますが、

占星術ですから、どのような条件だから

必ずそうなるということではありません。

インコンジャクトが病気のアスペクトと

言われる理由は、アセンダントとインコン

ジャクトになる第6ハウスと第8ハウスの

病気や死という意味を読んでいるからですが、

必ずしもそのような結果になるわけではなく

そのような影響ということを考慮して

病気のアスペクトと考えています。

ですから、病気のアスペクトについて

厳密なことを言えば第1ハウスにある天体と

第6ハウスにある天体のインコンジャクトや

第1ハウスと第8ハウスに天体のあるインコン

ジャクトがストレートに病気の意味を持ち易く

なります。

それ以外にもやはり月を含むインコンジャクトは

どこのハウスであってもダイレクトに身体に

ダメージを与えるところがあります。

(1)

一つ目の実例は第1ハウスと第6ハウスの

インコンジャクトを持つタイプの人です。

乳がんになった女性は第1ハウスに蟹座の

土星があり、第6ハウスに射手座の海王星が

インコンジャクトを作っていました。

この方は第6ハウスの海王星を頂点に

第11ハウスの牡牛座水星ともインコン

ジャクトがあって、この水星と土星が

セクスタイルなのでヨッドでもあります。

占星術と実際の病気や医学と結び付けるのは

よくありませんが、射手座と蟹座は身内や仲間を

意味しますし、水星双子座は第11ハウスで

これも仲間の意味合いがあります。

双子座は臓器で言えば肺ですが、その上に

胸(乳房)があります。

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この方は月と水星、火星のヨッドも持っていて

水星を介して第6ハウスを頂点とするヨッドとも

コンビネーション上であることも見逃せません。

月は内分泌腺も表します。

診断の結果、全身に広がり易いタイプの乳がんでした。

第6ハウスの海王星そのものがどうのこうの

と言うよりも、健康の様々な要素を第6ハウスで

束ねることで健全な状態を保っていたのに

家族や仲間の死や離脱等でそれぞれの臓器の

役割が曖昧になったのかも知れません。

それが少しずつあちこちが段階的に崩れそうな

流れもあり得ます。

もし乳がんへの占星術的影響が少しずつヨッドを

束ねていた海王星の輪郭を弱めてしまった結果

ならば、大切な人間関係を再構築することで

跳ね返ってくる良い影響があるかも知れません。

何はともあれ健康に関して言えば第6ハウスの

海王星が二つのインコンジャクトの頂点にあって

バランスを必死に取っている状態です。

曖昧になる海王星が悪いのか、水星と土星の

管理負担が海王星を曖昧にし過ぎるのか、

月を頂点するヨッドの一部を担う水星が

コントロールし辛い存在になっている

可能性もあります。

月の頂点のヨッドは月、水、火星が関わっていて

常に精神を不安定にさせ易く結果として

食生活が乱れがちです。

第6ハウスの海王星が水星、土星と作るヨッドは

家族関係の悩みやHSP的繊細さを表します。

介護問題も抱えていました。

この方は海王星をキープする手段(信仰)を

ここしばらく手放し気味でしたから

この方にとっての海王星的エネルギーの補充が

出来ていなかったのかも知れません。

乳がんの方はその前に喘息が出始めて薬を

飲むようになったそうです。

通っていた教会でのトラブルと関連していたと

考えていますが、とにかく一度教会にいくことを

勧めて少しずつ再開すると喘息は止まったようです。

海王星にエネルギーをチャージしてあげれば

乳がんも大事には至らないと思います。

なかなか結婚してくれない彼氏と親の死や介護と

射手座と蟹座のラインがほつれる中でその方の

海王星的イマジネーションであった教会での活動が

減ったことも身体に影響していると考えます。

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