第1ハウス

ライターはwankoです。

第1ハウスに付いて基本的なことを書いています。

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ハウスとは何かを考える 第1ハウス

第1ハウスを考えるにあたり、避けて通れないのが

アセンダントです。

第1ハウスはアセンダントから始まっています。

これはまさに赤ちゃんが誕生した瞬間を表します。

子供が産まれる時、どのようなことが起こっているのか

考えてみましょう。

母体の外に出たとき、子供は東の地平線から

地表を流れる強い気の潮を吸い込みます。

これが地上での活動を活性化します。

東の地平線にあるサイン、つまりアセンダントが

あるサインの色合いが強く刻印された気を、

生まれたばかりの子供は原初体験として

吸い込むことになるのです。

その後の人生で何かスタートを切る度に

この体験を思いだし、個性として使います。

その人の『はじめかた』はアセンダントを

見ればわかります。

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占星術ではMCとICは父親と母親を意味すると

言われています。

アセンダントはこのMCとICに対しおのおの

およそ90度前後で(必ずしも90度ちょうどではない)

対立しています。

そこで、地平線から始まる個の意識は、父親と

母親に反発し、その影響力から決別することで

成り立つという理屈になります。

「ハウス」と「サイン」は似たところがあり、

第1ハウスは、「火」の元素のサインである

牡羊座に対応しています。

「火」は精神の力であり肉体の力ではありません。

その意味でアセンダントは個人の生命力の

始まりであり、肉体的な意識はこの段階では

まだかなり曖昧です。

自分では自覚していない、個人の持つ生存の

衝動の基本的なスタイルが現れる場所です。

ここ第1ハウスに惑星がある場合、その惑星の

持つ意味は子供のまま成長しないとも

言われています

ここは社会性を度外視した、生きるための力を

表す場所です。

れを社会的に鍛えて、去勢したものがMCから

始まる第10ハウスと考えるとよいでしょう。

ホロスコープの第1ハウスを読み解くには

アセンダントの特徴を読み解くことから始めましょう。

サインと度数、出来ればサビアンを活用しましょう。

アセンダントのサインの支配星がどこのハウスに

あるかも重要です。

生まれつきの資質がどこに向かって発展しようと

しているかは支配星の位置で考えるからです。

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